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浦和・森脇【一問一答(2)】「嘘をついて生きてきた人生ではない」

5/9(火) 19:52配信

デイリースポーツ

 4日の鹿島戦で侮辱発言をしたとしてJリーグから2試合の出場停止処分を受けた浦和のDF森脇良太(31)が9日、さいたま市内のクラブハウスで取材に応じた。2試合という処分の重さについては「そこに目を向けるべきではない」と真摯に受け止めた。一方で、鹿島のMF小笠原満男と主張が食い違っている点については「嘘をついて生きてきた人生ではない」と、自らの言葉に間違いがないことを強調した。以下、一問一答の要旨その2。

【写真】頭を下げる森脇 謝罪も…「差別的発言はなかった」

 -同様のことが2度とないように、ということだが、どうすればよいと考えるか。

 「すべてというと言葉は簡単ですが…。簡単な言葉で、もしかしたら片付けるのはおかしいかもしれないですけど…。日頃の行動から見直していかなければいけないのではないのかなと」

 (続けて)「それを含めて性格的に試合に入るとレッズで勝ちたいと、この試合で勝ちたいという気持ちが強くなりすぎて、相手とバトルをしてしまうところもあるんですけど…。そういうところを一度冷静になる。今までも沢山の人から指摘を受けていたんですけど、僕自身冷静にならなきゃいけないなという思いでプレーしてましたが、なかなかできなかったのが未熟さかなと」

 (さらに続けて)「大きく報道され、多くの人を悲しませてしまった。僕だけがいろいろ責められるのであればまったく問題ないですけど、多くの人に迷惑をかけて、さらに悲しませたという事実があるので、そういうことを思えば、同じようなことがあった時に、同じようなことがあったらそれこそどうしようもない人間じゃないかなと思う。今後、間違いなくそういう行動はとらないと心に誓いました」

 -サポーターへの報告、謝罪は。

 「自分がやったことを反省しなければならないと思っていますし、正直、考える時間がなかったというか、自分の中で余裕がない状況だったので、まだそこまで考えられてないなというのが正直なところです」

 (続けて)「もちろん鹿島アントラーズの皆さんや小笠原選手、レオシルバ選手、ほかのチームのサッカー関係者に迷惑をかけたのはありますけど、一番は浦和レッズのサポーター・ファンの皆さんに僕の一つの言動でたくさんの迷惑と悲しい思いをさせてしまったというのがあるので、そのことに関しては直接でも謝りたいと強く思っています」

 (さらに続けて)「どういう形になるのかは正直なところ分からないですけど、多くの人たちに迷惑をかけた。何やってんだと。そういう自分自身に対して悔しい気持ち、情けないなという気持ちでいっぱいですね」

 -主張がかみ合わないところがある。以前主張したことは変わらないのか。

 「その通りです。僕自身、今までメディアの皆さんともそうですけど、他の選手と触れ合う中でも嘘をついて生きてきた人生ではないと自分ではそう思っているので。僕が試合後、皆さんに話させてもらった、その後にいろんな方に話させてもらった言葉にまったくもって嘘はないということは理解していただきたいなと」

 「もちろん、口がくせえんだよという事実は言ってしまいましたが、それ以外のことはないと理解していただけると僕はありがたいです」

 -処分に納得いかないのではないか。説明を聞いた上で妥当な処分だと思うか。

 「処分が妥当かどうかを解釈する前に、やっぱり自分自身が試合中に起こした行動を一番最初にあらためて考えなくてはいけない部分じゃないかなと。自分が気持ちを抑えられずにかっかとなったことで、どれだけの人に迷惑をかけたかと。そこをまず考えるべきじゃないか、反省すべきポイントじゃないかなと思っている」

 「処分が今回2試合と出ましたけど…その処分というのは、僕にとって大きくは関係なかったというか、まず反省するところは、そこ(処分の大きさ)に目を向けるべきではないと思っていた。ああ、その処分がくだったんだなという気持ちだけでした。裁定がくだるまでは自分が起こしてしまった行動を常に考えていたところもあるので、そっちの方に気持ちがいっぱいいっぱいになっていたのは事実です」

 -食い違いがあるまま残ってしまうのは、小笠原選手側からすると納得できないと感じるかもしれない。このまま事実がどうだったかはっきり分からないままなのは、森脇選手としてもモヤモヤが残るのではないか。

 「小笠原選手がどういう発言をしているか、全部を把握していない部分があるので、何とも言えないですけど…。僕は僕の主張でというか、すべて嘘なく皆さんの前でしゃべっているので。小笠原選手が何を言っているかは、把握していないところはあるので。モヤモヤが残るというか、そこまではまだ考える余裕はないです」

 -7日に受けたヒアリングで、規律委員会は森脇選手の主張を理解してくれたと思うか。

 「規律委員会の方たちは、どちらかというと僕の話を聞く立場でいてくれた。僕の思いを自分の口からその場で話させてもらった。それだけですので、気持ちが伝わったかどうかは分からないです」