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【ヴィクトリアマイル】ウキヨノカゼ、7歳馬の連覇へまだまだ成長

スポーツ報知 5/10(水) 6:04配信

◆第12回ヴィクトリアマイル・G1(芝1600メートル、14日・東京競馬場)

 春の古馬女王決定戦のヴィクトリアマイル・G1(14日、東京)に、7歳馬のウキヨノカゼが参戦する。NHKマイルCをアエロリットで制した美浦・菊沢厩舎の所属で、今年の福島牝馬Sを制した。4歳馬を下して、昨年に続く7歳馬Vを飾るか。

 大種牡馬ノーザンテーストの子は「三度変わる(成長する)」と言われた。オンファイア産駒のウキヨノカゼも、そんな馬なのかもしれない。3歳2月に芝1600メートルのクイーンCを勝ち、1回目の長期休養(6か月以上)後に距離を縮めていき、スプリント路線に転向してキーンランドCを制覇。2回目の長期休養から復帰した7歳の今季は、再び距離を延ばして1800メートルの福島牝馬Sを制した。

 脚部不安による休養を挟みながら、そのたびに表情を変えてきた“魔性の女”。7歳牝馬の中2週でのレースだが、菊沢調教師は「前走後の反動はないし、暖かくなって体も良くなってきた」と強調する。全休日明けの9日は美浦の坂路とプール調教で体をほぐした。郷原助手は「元気がいい」と手応えを感じている。

 アエロリットのNHKマイルCでG1初制覇を飾った菊沢厩舎は、牝馬の扱いにたけている。昨年、4戦目で未勝利を脱出したジェラシーはスイートピーSを勝ってオークスで4着と善戦。13年、3歳10月に12戦目で初勝利を挙げたレイヌドネージュは5歳暮れにオープン入り。8歳までオープンで頑張ったパワースポットも含め、牝馬の息の長い活躍が目立つ。

 昨年のヴィクトリアマイルは7着だったが、上がり最速の33秒4をマークした。前走の福島牝馬Sはゴール寸前で鮮やかに差し切った。時間をかけて確立した、末脚を繰り出すスタイルにぶれはない。熟女らしいしたたかさで、ゴール前の急襲を狙う。(椎名 竜大)

 ◆昨年のヴィクトリアマイル 18頭立てで1番人気はミッキークイーン。前半4ハロン45秒7のハイペースのなか、直線で脚を伸ばしたのが7歳馬のストレイトガール。ラスト300メートルで抜け出すと、ミッキークイーンやショウナンパンドラなどのG1馬を突き放し、2馬身半差の完勝。勝ち時計の1分31秒5は11年アパパネの1分31秒9より0秒4速いレースレコードだった。

最終更新:5/10(水) 6:05

スポーツ報知

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