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【西武】栗山、4月8日以来の1発が決勝2号2ラン

スポーツ報知 5/9(火) 22:33配信

◆日本ハム2―7西武(9日・札幌ドーム)

 西武は、同点の3回に栗山が決勝の2号2ラン。勢い付いた打線は今季最多タイの16安打で7得点。先発の高橋光が今季5度目の先発で初勝利を挙げ、連敗を2で止めた。

 打った瞬間に確信した。西武ファンが待つ右翼スタンド中段へと一直線に向かう打球を見つめ、栗山は悠々と歩き出した。中村の左前2点適時打で同点に追いついた直後の3回2死一塁。高梨の真ん中に甘く入った140キロを逃さず一閃(いっせん)し、決勝の2号2ラン。「たまたまの当たりだと思いますが、打てて良かった」と謙遜したが、一振りで試合の流れを大きく変えた。

 今年でプロ16年目。昨季までキャプテンを務めたベテランも、今季はレギュラーが確約されていたわけではなかった。新たに辻監督が就任し、外野では木村文、田代ら若手の台頭があった。「みんなが納得してくれた上で、スタメンとして出られるようにしたい。今年はみんなヨーイドン。まだまだいけるというのをアピールしないとね」。そう自らにプレッシャーをかけて、オープン戦10試合で打率3割2分1厘。実績ではなく、結果でレギュラーを手中にした。

 4月中旬に負傷した右ふくらはぎの状態を考慮してDHでの起用が続くが、試合前には誰よりも早くベンチに現れて入念に準備を進める。妥協を許さない姿には、エースの菊池も「栗山さんがあれだけやっていたら、投手陣もやらないわけにはいかない」と尊敬のまなざしを向けている。

 試合前までの最近10試合では23打数5安打、打率2割1分7厘と状態が上がらず「いろいろと模索しているし、勉強中です」と試行錯誤を繰り返してきた。ようやく飛び出した4月8日のソフトバンク戦(メットライフ)以来の一発を、「最近は投手と勝負になってないことが多かったけど、あの打席では勝負できていた」と振り返った栗山。背番号1の逆襲はここからだ。

最終更新:5/9(火) 22:36

スポーツ報知

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