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<韓国大統領選>生真面目な文氏「盧武鉉の影法師」と呼ばれ

毎日新聞 5/9(火) 23:13配信

 故盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領の側近として知られる文在寅(ムン・ジェイン)氏は、5人きょうだいの長男として生まれた。両親は朝鮮戦争に伴い、北朝鮮北東部から米軍艦艇に乗って脱出した避難民。小さい頃は貧しく、学校に弁当も持っていけない生活を送ったという。慶熙(キョンヒ)大在学中には民主化運動に熱中、逮捕歴もある。

【文在寅氏の対北朝鮮、外交政策】

 大学卒業後に司法試験に合格し、盧氏と出会って共に釜山で人権派弁護士として活躍。盧氏が大統領になると、大統領秘書室長などを歴任し、政権を中核で支えて「盧武鉉の影法師」と呼ばれた。

 短所を「過剰な真剣さと潔癖さ」と自己分析する。盧政権時には根を詰めて働き、歯が10本抜け、インプラント(人工歯根)にしたほどだ。遊説時には演説より、歌や踊りを強いられることに戸惑うとも明かしている。

 趣味の登山では、ヒマラヤ山脈を3回歩いた。酒量は焼酎小瓶(360ミリ)で1本程度で、深酒はあまりしない。

 家族は妻と1男1女。大学時代に出会った妻は、デモで至近距離から催涙弾を浴びて気絶した時に介抱をしてもらったのが縁。その後、逮捕された時、思いがけず面会に来てくれたことから交際が始まったという。【ソウル支局】

最終更新:5/10(水) 0:12

毎日新聞