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浦和・森脇は2試合出場停止 鹿島戦「くせえんだよ」は侮辱発言も“差別”確認されず

スポーツ報知 5/10(水) 6:06配信

 Jリーグは9日、4日の浦和―鹿島(埼玉)で侮辱的発言をした浦和のDF森脇良太(31)に2試合の出場停止処分を科すと発表した。発言が向けられた相手は特定されなかったが、森脇はさいたま市内で「僕の発言が不適切だったと思う。深く反省しています」と謝罪した。停止処分の対象は14日の新潟戦(デンカS)、20日の清水戦(埼玉)となる。

 Jリーグによると、森脇が鹿島戦で相手選手に不適切な発言をした疑いがあるとマッチコミッショナーから報告を受け、7日に規律委員会を開催した。森脇と鹿島MF小笠原満男(38)を個別に聴取し「懲罰基準に照らして、審議した結果、同選手の行為は『他の競技者、その他の競技に立ち会っている人々に対する侮辱』に相当する」と判断した。3試合以上の出場停止は当該選手が異議申し立てできるが、2試合の出場停止は覆ることはないという。

 問題は首位攻防戦の後半33分、小競り合いの最中に起こった。小笠原は試合後、森脇が鹿島のブラジル人MFレオ・シルバ(31)に「くせえんだよ」と人種差別とも受け取れる発言をしたと指摘。森脇は小笠原に「口が臭いんだよ」と発言したと主張し、両者の言い分が食い違っていた。

 Jリーグの黒田卓志・フットボール本部長は「規律委員会では『臭い』という発言があったということだけ、双方から確認できた。社会通念に照らし、ピッチ上では不適切、侮辱的と認定された。鹿島の選手に対して(発言した)というのは一致したが、誰に対してかは意見の相違があった。差別的な発言は確認できなかった」と説明した。

 処分を受け、森脇はクラブハウスで取材に応じた。「不快な思いをさせ、多くの方にご迷惑をかけました。心から謝罪したい。ただ、世間では『差別の森脇』と理解されていますが、今回の件で差別的な言動はなかったと理解していただきたい」と頭を下げ、小笠原、レオ・シルバらに直接謝りたいとも明かした。ACLのためチームのソウル遠征に同行している浦和の淵田敬三社長は、鹿島の井畑滋社長に電話で謝罪した。

最終更新:5/10(水) 6:06

スポーツ報知

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