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『美女と野獣』ライブオーケストラでも2万人動員

5/9(火) 19:00配信

オリコン

 大ヒット中の映画『美女と野獣』を東京フィルハーモニー交響楽団によるオーケストラ演奏とともに楽しむライブオーケストラが、ゴールデンウィーク中の東京と大阪で計5公演が開催され、述べ2万1700人を動員した。同公演のチケットはほぼ完売。劇場公開中の作品であり、映画館で観るより鑑賞料は高額になるにも関わらず、贅沢なプレミアム体験を求めて多くのファンがライブオーケストラ(S席9800円、A席7800円、B席2800円)につめかけた。

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 ディズニーでは、映画館とは異なるライブオーケストラの楽しみ方について「ミュージカル作品では、メインテーマになるメロディーをその他の楽曲にアレンジし散りばめていることがありますが、本作もそのような演出があります。そういった細かな部分にも耳を傾けることができ、音楽に関する新たな発見もあると思います」。オーケストラ生演奏ならではの音楽体験が作品のすばらしさの一層の発見につながるとし、さらに「巨匠アラン・メンケンのすばらしい曲の数々を浴びるようにご堪能いただけます」と付け加えた。

 今回の客層は20代後半がメインになり、カップルや女性の友人同士が目立っていた。ディズニーファンの固定層ではなく、「話題になっている映画を本格的な演奏とともに贅沢に観たい」という一般層を多く動かしていたようだ。お金をかけるべきところにはかけてプレミアム体験を楽しみたい。そんなユーザーのニーズに応えるエンタテインメントが盛況を呈している。

 映画コンテンツをオーケストラ演奏で観る公演としては、今回のように映画全編を通してオーケストラ生演奏で観るものと、映画音楽のコンサートで曲ごとに映像を映しながら演奏する形式がある。近年、前者のスタイルがヨーロッパやアメリカで人気を得ており、日本でも12年の佐渡裕指揮による『ウエスト・サイド物語』をはじめ、13年の『名作シネマとオーケストラ』、15年の『アリス・イン・ワンダーランド』『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』『バック・トゥ・ザ・フューチャー』、16年の『インディ・ジョーンズ』『E.T.』などが開催。今年はアカデミー最多6部門を受賞した『ラ・ラ・ランド』も開催が発表されたが、現時点では延期になっている。
(コンフィデンス 5月15日号掲載)

最終更新:5/9(火) 19:00
オリコン