ここから本文です

新庁舎で業務開始 須賀川市役所 パスポート申請窓口設置

福島民報 5/9(火) 10:22配信

 東日本大震災で全壊し、再建された福島県須賀川市役所の新庁舎は8日開庁し、業務を開始した。
 新庁舎には県内の市町村で初めて庁舎内にパスポート申請受理と交付業務を行う窓口や、障害者が運営に携わる食堂・売店「こむぎ」を設けた。震災の教訓を踏まえて免震構造や一時避難所、蓄発電・備蓄設備を備えている。
 開庁式では橋本克也市長が「復興の大きな節目を迎えられ、大変喜ばしい。須賀川の新たなチャレンジの出発点となる」とあいさつし、広瀬吉彦市議会議長、市民代表の小野寺里佳子さんとともにテープカットした。
 旧庁舎は震災で使用できなくなり、市内5カ所に行政機能を分散させていた。新庁舎に機能を集約し、市民サービスの向上を図る。

■車いす3台市社協に寄付 プロ野球・ロッテの井口選手

 プロ野球・千葉ロッテマリーンズの井口資仁選手は新庁舎の開庁を祝い、車いす3台を市社会福祉協議会に寄付した。
 井口選手は市内で野球教室を複数回開いた縁で、新庁舎の建設資金として平成26年4月に100万円、同11月にはクラウドファンディングで募った200万円を自身が代表を務める奉仕団体「愛基金」を通じて寄付した。井口選手は9日から仙台市で行われる公式戦を前に市役所を訪れた。
 橋本市長に目録を手渡し、「微力ながら協力できたことをうれしく思う」と語った。愛基金事務局のアポロメディカルホールディングスの我妻照男会長兼社長(平田村出身)、小林清三市社会福祉協議会長が同席した。井口選手は橋本市長の案内で庁内を見学した。

福島民報社

最終更新:5/9(火) 10:43

福島民報