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人形劇で古里を紹介 元気なかつらおプロジェクト

5/9(火) 13:16配信

福島民報

 福島県葛尾村民の有志でつくる団体「元気なかつらおプロジェクト」は地域に伝わる歴史を題材にした人形劇「葛尾大尽物語」を県内外で披露するなど復興を目指す古里に活力を与えている。
 同団体は過疎化が進む地域の良さを再発見しようと平成21年に前身の組織を引き継ぐ形で発足した。会員が脚本や演出を手掛けた人形劇、自然の恵みを生かした伝統食などをイベントで紹介している。
 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故発生後も活動を継続。月1回は三春町の集会所で人形劇の練習に励み、県内外のイベントで上演している。昨年10月に村内で催されたふたばワールドでは、震災以来6年ぶりに地元で演じた。
 メンバーは50代から80代までの男女15人ほどで、多くは郡山市やいわき市、三春町など村外での避難生活を続けている。人形劇を演じるには最低8人が必要で、出演メンバーをそろえるのも大変な状況。それでも新たな演目に挑戦しようと脚本を作成している。代表の篠木兵(いさむ)さん(73)は「葛尾村の歴史を残したい。今後は子どもたちに引き継いでいきたい」と話している。

福島民報社

最終更新:5/9(火) 13:16
福島民報