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国内アイスクリーム市場は縮小? それとも拡大?

5/9(火) 12:20配信

投信1

5月9日は「アイスクリームの日」

5月9日は「アイスクリームの日」です。ご存知でしたか? 

日本アイスクリーム協会が発行している『アイスクリーム白書』によれば、「アイスクリームの一層の消費拡大を願って、東京オリンピック開催年(1964年)に、アイスクリームのシーズンインとなる連休明けの5月9日に記念事業を開催し、あわせて諸施設へアイスクリームのプレゼントをしました。以降、毎年5月9日を“アイスクリームの日”として、この日を中心に各地区で各種イベントと施設へのアイスクリームのプレゼントを実施しています」となっています。

どうやら、業界が旗振り役となって制定した数多くある記念日の1つのようです。しかし、ネットで検索した限りでは、各種イベントはなかなかの盛り上がりを見せているようです。確かに、“アイスクリームが大好きだ”という人は多いようですが、“アイスクリームが嫌いだ”という人はあまり聞かないような気がします。

国内のアイスクリーム市場は安定成長が続いている

ところで現在、日本のアイスクリーム市場はどのような状況にあるのでしょうか? 

結論から言うと、アイスクリーム市場(注1)
は緩やかな成長が続いています。2005年度に3,533億円だった市場は、10年後の2015年度には4,647億円に拡大しました。年平均成長率は+2.8%ですから、急成長とは言えませんが、食品市場としては安定的に伸びていると見ていいでしょう。注1:アイスクリーム、アイスミルク、ラクトアイス、氷菓の合計販売金額ベース。

夏の気候に左右されるが、景気変動の波にも左右される

さて、アイスクリームというと、その売れ行きが夏の気候に左右されるイメージが強いと推察されます。確かに、年間を通してみれば7~8月が最需要期であり、実際、記録的な猛暑となった2010年は前年比+6.6%増と高い伸びを示しています。夏季気候に左右されるのは間違いないと言えましょう。

一方で、この10年間で前年割れとなったのが、リーマンショックの影響が直撃した2009年と、東日本大震災が起きた2011年の2回だけだったことから、景気変動の波を受けていることも分かります。やはり、個人消費動向に依存するところが大きいのでしょう。

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最終更新:5/9(火) 12:20
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