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「無添加なら安全」はウソ?添加物のメリットと考え方

All About 5/9(火) 21:15配信

◆無添加とは? 「無添加食品なら安心」は短絡的?

まず「無添加」とはどのようなものを指すのかを知っておきましょう。平成14年7月に日本食品添加物協会から出された見解によると、

「無添加」とは、食品添加物が、原材料の産地から最終加工食品完成までの全工程において、一切使用されてないことをいう。即ち、加工食品において表示が免除される加工助剤、キャリーオーバー、強化剤などの食品添加物も添加されていないことをいう。なお、「不使用」、「無添加調理」等も「無添加」と同じことである。

とあります。「無添加」と書く以上、原材料が畑や海山でとれた段階から食卓に上るまでの間、食品添加物は一切使用していないと考えていいでしょう。

ただし「○○無添加」と特定の添加物のみを使っていない食品でも、「無添加」という文字の部分のみを大きく記すなど、紛らわしい表示をする業者も実際には少なくないようです。倫理的にはいかがなものかと思いますが、今現在、景品表示法や薬機法、食品表示法などの法律で取り締まることはできないようです。

◆「無添加」がよいなら、原材料から自宅調理が理想だが…

極端なことを言えば、それほどまでに「無添加」がよいのであれば、原材料のまま購入し、自宅ですべて調理すればよいではないかという考えも出てくるかもしれません。実際、その通りかもしれません。しかし、私たちの生活は忙しいのです。

だからこそ加工された食品の中でもできるだけ身体にやさしいであろうと思われる「無添加」「不使用」といった商品に注目が集まるのでしょう。

◆必ずしも悪ではない添加物の役割

添加物とは身体に悪い余計なもの、健康面に有害なものというイメージをお持ちの方もいるかもしれません。しかし、添加物=悪と考えるのは少し違います。

例えば「豆腐」と聞いて、どんなことをイメージしますか? 日本人なら誰もが口にしたことがあるであろう食べ物で、「身体によい」「低カロリー」「やわらかく赤ちゃんやお年寄りにも食べやすい」といった良いイメージの人が大半で、おそらく、身体に悪い食品だとイメージする人はほとんどいないのではないかと思います。しかし、豆腐は「添加物がないと作れない」食品でもあるのです。

豆腐の大まかな製法は、すりつぶした大豆を煮た後、豆乳とおからに分け、豆乳のみを「にがり」で固める……というもの。「にがり」は添加物そのものです。さらに、製造途中、大豆を煮ているときに泡が出るのですが、この泡を「消泡剤」で消しておかないと保存性が下がってしまいます。豆腐には「にがり」と「消泡剤」という2つの添加物が使われているのです。

この事実を知って「そんな添加物が入った食べ物をありがたがって食べていたなんて信じられない!」と思いますか? 私は添加物が使われているというデメリット以上に、大豆を煮て食べるだけでなく豆腐としてやわらかく加工することで、大豆のまま食べることが難しい赤ちゃんやお年寄りが食べやすくなったり、消化によいなどのメリットのほうが大きいと感じます。

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最終更新:5/9(火) 21:15

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