ここから本文です

幼児期の生活習慣、後々の健康に影響!

5/9(火) 10:02配信

ベネッセ 教育情報サイト

幼児期に正しい生活習慣を身に付けることの重要性は、さまざまな団体や機関が提言していますが、果たして幼児期に身に付けた生活習慣は、実際にどの程度の影響を及ぼしているのでしょうか。
厚生労働省が発表した「21世紀出生児縦断調査」で、幼児期に保護者がおやつとして子どもの食べるものに気を付けている場合とそうでない場合では、むし歯による子どもの歯科医への通院者の割合が大きく変わってくることが明らかになりました。幼児期にきちんとした生活習慣を身に付けることの重要性が改めて証明されたと言えるでしょう。

13年間の連続調査で明らかに

同調査は、2001(平成13)年に生まれた子どもたちを対象に毎年実施されているもので、21世紀を生きる子どもたちの実態と経年変化を観察することを目的としています。21世紀になって生まれた子どもたちは、中学1年生(13歳)となっています。

歯科医への通院者の割合は、2歳当時で6.9%、その後急速に増加して5歳で35.7%となり、7歳で40.2%とピークに達してから減少に転じて、11歳で32.2%、12歳で24.9%と減少していきます。

これを、保護者が幼児期からおやつの「時間を決めている」「甘いものは少なくするようにしている」かどうかの有無で通院率を比較すると、明らかな違いがあることがわかりました。2歳当時では大きな差はないものの、ピークの7歳では、おやつの「時間を決めていない」と「甘いものは少なくするようにしていない」という子どもの通院率はいずれも4割を超えているのに対して、おやつの「時間を決めている」と「甘いものは少なくするようにしている」という子どもの通院率は、いずれも4割以下となっています。

おやつについて「栄養に注意している」「手作りのものにしている」という保護者の子どもは、そうでない保護者の子どもと比べて、「時間を決めている」「甘いものは少なくするようにしている」ほどの大きな差は見られませんでしたが、やはり通院率が低くなっています。

1/2ページ