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「ゆうばり桜まつり」今年で休止 10年の節目、人手不足で

北海道新聞 5/9(火) 7:00配信

財政破綻後、主要イベントは市民が運営

 【夕張】夕張の春を彩る「ゆうばり桜まつり」が14日午前10時から、市内社光の郷愁の丘駐車場で開かれる。主催の市民団体「夕張桜守(さくらもり)」(本田靖人代表)は、人手不足を理由に10回目の節目となる今回でまつりを休止する考え。市の財政破綻後、市内の主要イベントは市民が運営を担っているが、いずれも人材難に悩む。市はイベントを通じた交流人口拡大に期待しており、今後、対応を検討する方針。

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 まつりは、市の財政破綻翌年の2008年に20~30代の商店経営者や福祉施設職員など約20人の市民有志が実行委を結成して始めた。若手の力で夕張の春の目玉イベントを作り、桜の名所としてマチを盛り上げようと考えたという。有志は10年に桜守を結成した。

 桜守によると、まつりは一昨年まで2日間開催。来場者は約2500人に達した。昨年は会期を短縮し1日だけだったが、約1500人の来場があった。

 桜守の会員は、まつりの運営に加え、植樹した桜の管理も担う。だが、市外への転出などが相次ぎ、ここ数年で会員は急減。現在、実質的に活動しているのは本田代表ら2人にとどまるため、まつりの休止を決めたという。

北海道新聞

最終更新:5/9(火) 7:00

北海道新聞