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激レア「黒キツネ」 遺伝子の突然変異か 北海道帯広市に出没

十勝毎日新聞 電子版 5/9(火) 10:07配信

 北海道・帯広市の「とかち帯広空港」の周辺に黒いキツネが現れ、その姿が撮影された。専門家は、キタキツネが突然変異した可能性を指摘している。

 目撃したのは、帯広市内の会社員野澤博さん(53)。4日夕方、道路を横切り、林に逃げ込んだキツネを撮影した。逃げたキツネは十数メートルの距離を保ち、興味深そうにカメラを構えた野澤さんを見ていた。

 単独で行動し、大きさは通常のキタキツネと同程度。胴体や尻尾の一部には、キタキツネ特有の黄褐色の毛があった。野澤さんは「こんなキツネがいるのかと、とにかく驚いた」と話す。8日午後にも、空港周辺で目撃した。

 おびひろ動物園の小林紗央梨獣医師は「非常に珍しい。遺伝子の突然変異ではないか」と説明する。ただ野生動物との共生には適度な距離が必要で、「見つけても餌付けや触ることはせず、見守ってほしい」と呼び掛けている。

 黒いキツネは2015年12月に鹿追町で捕獲され、13年11月には更別村で目撃されている。(池谷智仁、松田亜弓)

十勝毎日新聞

最終更新:5/9(火) 10:19

十勝毎日新聞 電子版