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【F1】メルセデスのニキ・ラウダ「スペインGPで2017年シーズンは新たなスタートを切る」

motorsport.com 日本版 5/9(火) 8:42配信

 2017年F1が開幕してから第4戦ロシアGPまでのF1チームの勢力図は、フェラーリとメルセデスがトップで接近戦を繰り広げられており、その少し後ろにレッドブルが位置しているという状況にある。

【写真】ロシアGPレース直後、初優勝のボッタスの健闘を讃えたハミルトン

 現在、その3チームは、5月14日に行われる次戦スペインGPで大きな進歩を遂げるために作業に集中している。フェラーリとレッドブルは、ラップタイムを改善するために、主にエアロダイナミクスの改善に重点を置いており、一方のメルセデスはマシンの減量に取り組んでおり、それがシーズン初期にみられたバランスのトラブルの解決に繋がると見られている。

 メルセデスの非常勤会長であるニキ・ラウダは、この動きによってメルセデスとフェラーリの戦いに変化が訪れる可能性があると考えている。

 ラウダはスペインGPについて語った。

「とてもシンプルなことだ。誰もがアップグレードをすることだろう」

「シーズンは再び新たなスタートを切る。より優れたアップグレードをもたらすのがどのチームなのかはまだ判断つかない。しかしバルセロナでのプラクティスやその後のレースで理解することができるだろう」

ドライバー同士のバトル

 チーム間の激しい競争だけでなく、メルセデスのバルテリ・ボッタスとルイス・ハミルトンの間で勃発する可能性のある緊密な戦いにも注目が集まっている。

 ボッタスはロシアGPのレースで優勝を果たしたことで、ハミルトンのポジションからわずか10ポイント差でつけた。これによりボッタスはハミルトンに対し、タイトル争いのライバルがフェラーリのセバスチャン・ベッテルだけではないことを知らしめた。

 しかし、ボッタスがロシアGPでの勝利の勢いをさらに増し、ハミルトンに台頭していけるかどうか判断するのには、まだ時間がかかるとラウダは考えている。

 ラウダに対し、ボッタスがタイトル争いに絡んでいけるかどうか尋ねると、彼は次のように語った。

「まだ誰にもわからない」

「これは1レースに過ぎない。彼は自身初の優勝を掴んだ。我々はまだ様子を見てみる必要がある」

「ボッタスはロシアGPで速かったためレースに勝った。しかしルイスも優れた才能を持っていて、世界チャンピオンだ。今回ボッタスは彼を打ち負かしただろうが、おそらくルイスは”3倍返し”するだろう」

「まだ何とも言えないだろうが、確かに彼はニコの代わりのドライバーとして機能している。私は認めざるを得ないだろう。なぜなら、ポールポジションを獲得し、4レース目で勝利を挙げることは我々にとって悪い成績とは言えないからだ」

Jonathan Noble

最終更新:5/9(火) 8:42

motorsport.com 日本版