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華麗で愉快でミステリアス 大きな目の猫の物語 「猫のダヤン ふしぎ劇場 」

sippo 5/9(火) 12:31配信

 TVアニメでもおなじみ、池田あきこさん原作の「猫のダヤン」のアニメ原作描き下ろし(4コマやイラスト等)が収録された楽しい書籍「猫のダヤン ふしぎ劇場 ~Wonderful World~」(本体1000円+税)が4月、学研プラスから発売された。

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 大きな金色の目が特徴のオス猫ダヤンは、雪の魔法でアルス(地球)から不思議な国、“わちふぃーるど”にやってきた。国の中央にある街タシルで、ダヤンは仲間の猫のジタンや、うさぎのマーシィや、わにのイワンらと暮らしている。わちふぃーるどは池田さんが創作した架空の国なのだが、そこで起きる出来事はどこかユーモラス。

 たとえば「ザリガニ床屋」のお話はこんなふう。

 ある日、街にできた床屋にダヤンがふらりと入ると、そこの店主はザリガニ。

「ざっとたのむよ 毛並を整えて」というダヤンに、店主は「へい ムダ毛は刈っときますねー」と自信満々に言う。だが、いざお手入れが終わってダヤンが鏡を見ると、耳の先はまあるくなり、なんとヒゲもなくなっていた。

「・・なんかヘンじゃない?」

「イエイエお似合いですよ」

「え~」

 ダヤンは猫だから気まぐれなのだが、事件を“楽しみ”に変える才能も持っている。そして感情表現も豊かで、まさに猫の目のように、くるくると表情が変わる。おなかを見せてぐた~っと寝たかと思えば、「おいしそう」と仲間に言われた“ぷにぷに”の自分の肉球を、思わず自分でかじってイタタタタ、なんていう面も!

 編集を担当した学研プラスの岡部文都子さんが、見どころについて話す。

「アニメの原作4コマのほか、作者の池田先生にお聞きしたキャラクターの“関係性”に迫るQ&Aなども詰め込みました。ダヤンの愛らしい猫のしぐさが満載なので、『ダヤン』ファンにも、猫好きの方にも、楽しんでいただけるのではないでしょうか」

 華麗で愉快でミステリアスな世界を、何度でものぞきたくなる。特製ポストカード付き。

sippo(朝日新聞社)

最終更新:5/9(火) 12:35

sippo