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謎の宇宙往還機「X-37B」 718日の飛行ミッションから帰還

5/9(火) 7:01配信

sorae.jp

アメリカ空軍が運用を続ける、宇宙往還機「X-37B」。謎のスペースプレーンとも呼ばれることのあるこのX-37Bが、718日の宇宙空間での飛行を終えて5月7日にケネディ宇宙センターへと帰還しました。
 
この一見小型版のスペースシャトルにも見えるX-37Bは、完全に無人で飛行します。また水平尾翼を持たず、2枚のV字型垂直尾翼を採用しているのも特徴。全長は約8.8メートルで、製造はボーイングが担当しています。
 
X-37Bはスペースシャトルの貨物室に収まるサイズに設計されましたが、実際には「アトラスV」ロケットにより垂直に打ち上げられています。そして、地球への帰還の際には翼を利用した飛行を実施。まさに、無人版のスペースシャトルとでも呼びたくなります。またそのミッションが機密扱いなことから軍事用途での利用が噂されることもありますが、アメリカ空軍によれば純粋な軌道飛行実験のために運用されているそうです。

これまで4回行われたX-37Bのミッション「OTV-1」「OTV-2」「OTV-3」「OTV-4」では、それぞれ224日、468日、674日、そして今回の718日と、ミッション期間を延長してきました。アメリカ空軍のRandy Walden氏は、「X-37Bの着陸や再利用、同一地点からの打ち上げ能力は軌道試験機の技術を将来的に拡張することでしょう」と述べています。まだまだ謎の多いX-37Bのミッションですが、いずれ人類がより効率的に宇宙へと飛び立つ一助になることを期待したいですね。

最終更新:5/9(火) 7:01
sorae.jp