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【巨人】長嶋さん教科書になる!小学5年道徳で「人生は七転び八起き」

スポーツ報知 5/9(火) 4:30配信

 巨人の長嶋茂雄終身名誉監督(81)=報知新聞社客員=が、来年4月に新設される小学校の「道徳」の教科書に登場することが8日、分かった。教育出版株式会社が、長嶋さんの歩みを4ページにまとめた教材を出版する。

【写真】14年7月、金田正一氏との1打席対決のためバッターボックスに向かう長嶋茂雄終身名誉監督

 タイトルは「長嶋茂雄の人生は七転び八起き」で小学5年生向けの教科書となる。文部科学省の検定に合格した教科書にプロ野球関係者が登場するのは初めて。長嶋さんの人生を通じて「希望と勇気、努力と強い意志」が実感できる新しいタイプの教科書になる。

 国民的スーパースターの人生が、教科書となって、日本の将来を担う子供たちの背中を後押しする。

 長嶋さんが登場するのは来年、創立70周年を迎える教育出版の道徳の教科書だ。小学5年生の来年4月使用開始に向け、3月に文科省の検定に合格したばかり。現在、北海道から沖縄まで全国の教育委員会の審査を経ての採用を待っている状態だ。

 長嶋さんの人生をつづった4ページには「長嶋茂雄の人生は七転び八起き」という見出しとともに、1958年のデビュー戦で国鉄・金田正一投手に喫した4連続三振、2013年の国民栄誉賞受賞などが取り上げられている。

 小学生時代に自分たちで手作りした道具を使い、三角ベースに熱中していたことからスタート。高校、大学で実力を磨き、鳴り物入りでプロ入りしたが、デビュー戦で4連続三振の屈辱を味わったことで奮起した。

 天覧試合でのサヨナラ本塁打、球団史上初となる最下位に沈んだ監督1年目、翌年のリーグ制覇、そして、04年の脳梗塞とその後のリハビリ。何度も試練を乗り越え、今でも戦い続けるミスターの生きざまは、子どもたちに「希望と勇気、努力と強い意志」を伝えるのにピッタリだ。「努力は人の見ていないところでするものだ。努力を積み重ねると、人に見えるほどの成果が出る」という本人の言葉にも重みがある。

 関係者によると、93年に亡くなった広島の「炎のストッパー」津田恒実さんが副読本に登場したケースなどはあるが、これまでに現役、OBも含めてプロ野球関係者が文科省の検定に合格した教科書に登場したことはないという。また、日本ハム・大谷翔平投手(22)が他社の道徳教科書に取り上げられて、採用を待っている段階だという。

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最終更新:5/9(火) 8:03

スポーツ報知