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茨城・鹿嶋から八戸まで800キロ走破/ツール・ド・東日本

デーリー東北新聞社 5/9(火) 11:07配信

 茨城県鹿嶋市から八戸市までの約800キロを自転車で7日間かけて走破する企画「ツール・ド・東日本」の一行が5日、終点である八戸市の蕪島に到着した。東京やオーストラリアなどさまざまな場所から参加した6人がゴール後、思い出を振り返りながら健闘をたたえ合った。

 今年で4回目。「東日本大震災で甚大な被害を受けた東北のために旅行業界ができること」をテーマに、オーストラリア専門の旅行会社オズ・プロジェクト(東京)が企画、日本ツーリズム協会(同)が運営を担っている。

 岡田繁実行委員長は「心に残る出会いや、目の前に広がる風景を通し、あの被害を忘れないきっかけにしたい」と思いを語る。

 今年は部分的な参加も含め、延べ12人がエントリー。4月29日に鹿嶋市の鹿島神宮を出発し、宮城県南三陸町や仙台市などに泊まり、被災地の住民と交流した。

 4回目ということもあり、以前同企画で訪れた飲食店店長の家に泊まるなど、深くなった東北との絆を生かした旅となった。

 昨年を除き3回参加しているオーストラリアのジョアンナ・タウンセンさん(66)は「東北に来るたびに新しい住宅が増えるなど前向きな変化が見えて感動する」と驚いた様子。

 夫のロジャー・タウンセンさん(66)は「東北の復興を感じうれしい一方、前回参加した時まであった蕪嶋神社がなくなっていて悲しかった。次に訪れる時は新たな神社が見たい」と熱望した。

デーリー東北新聞社

最終更新:5/9(火) 11:07

デーリー東北新聞社