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39歳最年少仏大統領誕生で考える。日本の若手議員一覧と都道府県ランキング

5/9(火) 18:00配信

選挙ドットコム

39歳最年少仏大統領誕生で考える。日本の若手議員一覧と都道府県ランキング

極右政党の台頭と、イギリスに次いでフランスまで離脱してのEU崩壊の可能性が問われたフランス大統領選挙が、中道系独立候補のエマニュエル・マクロン元経済産業デジタル相の勝利で幕を閉じた。マクロンの当選は、フランス史上最年少39歳の大統領の誕生となった。

個人的にはEU存続についても安堵だが、世界のリーダーの1人がこれだけ若くなった事には大きな可能性を感じる。
そこで、日本における若手政治家の実態について、今回は紹介していくことにしたい。

日本には衆参合わせて37人の30代国会議員がいる

日本においては被選挙権が30歳からのため制度上20代の参議院議員はいないのだが、残念なことに、20代で当選した衆議院議員も30代になってしまったため現在は衆参合わせても20代の国会議員は1人もいない。

ただ日本においても30代の国会議員は37人いる。しかし、全国会議員に占める割合から見ると、30代議員はわずか5.17%でしかない。

今回あらためて調べてみたところ、30代以下の若手議員の割合が1番多い政党は共産党で14.29%、次いで無所属の13.04%、公明党の8.33%、自民党は大量当選の影響もあって4.85%と比較的多くなってきたが、一方で維新の会は3.07%、若手が一気に落選した民進党は2.07%となっていた。

2015年統一地方選挙では30代以下の政治家が1,208人誕生

国会議員で見ると37人という狭き門である若手政治家だが、地方議員で見ると、2015年の統一地方選挙だけでも1,208人もの30代以下の若手政治家が誕生している。

東京都の特別区における区議会では18.12%、政令指定都市の市議会でも13.89%と、特に都市部における議会では、1割から2割を30代以下の議員が占めるようになってきている。県議会や市議会においてもそれぞれ8%を超える若手政治家がいるが、一方で町村議員では未だ2.81%にしか満たないという状況も見えてきた。

こうした数字から見ると、地方における若手政治家をどう育てていくかは1つの課題であるようにも思う。また、議会では一定の若手政治家が誕生している一方で、首長についてはまだまだ若手にとってはハードルが高いことも分かる。

2015年の統一地方選挙のタイミングで選挙があった地域に限られるが、知事も政令指定都市の市長も、特別区の区長も20代では1人も誕生しなかった。そんな中、2015年の統一地方選の最年少は34歳の市長が誕生するなど、30代で3人の市長が誕生しているのは、新たな兆しと言えるかもしれない。

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最終更新:5/9(火) 18:00
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