ここから本文です

【F1】ストラテジーグループへの参入を目論むルノー「約10年前に得ていた敬意を取り戻すために実績を積む」

motorsport.com 日本版 5/9(火) 12:20配信

 ルノーは、チームがスポーツの主要な利害関係者と対等な関係を築くためにも、ストラテジーグループの席を確保したいと考えているようだ。現在、F1ストラテジーグループの会議には、フェラーリ、メルセデス、レッドブル、マクラーレン、ウイリアムズ、フォースインディアが出席している。

【写真】2006年当時のルノーF1チームとフェルナンド・アロンソ。アロンソは2005年に引き続き、ドライバー部門とコンストラクター部門でチャンピオンに輝いた

 ルノーは、当時F1のCEOであったバーニー・エクレストンに対し、資金力の保証に関する交渉を熱心に取り組んだことで、2016年にF1参戦復帰することができた。ただ、2016年からの参戦という事実により、他の主力メンバーより遅れをとっている。

「バーニーやそのスポーツに関係する誰にとっても普遍的なことは、敬意は成功により生まれるということだ」とマネージングディレクターとしてルノーF1チームを率いるシリル・アビデブールは語った。

「成功したあかつきには、敬意を受けるべきだ。これは私が常に口にしていることだ」

「我々はストラテジーグループの一員ではないが、そもそもストラテジーグループが発足した時に存在していなかった。だが現在はフォースインディアが占めている“良い席“があり、我々がストラテジーグループに参加したいのであれば、何をすべきなのかは理解している」

「私は自分自身と我々の立場に不満を持っているような男ではない」

「バーニーは、ルノーについて意見を持っていた。しかしそれは2005-2006年代の非常に成功し、またよく周知されているチーム代表(フラビオ・ブリアトーレ)と優れたドライバーがいた時代の話だ。その時バーニーはルノーを尊重してくれていたし、我々の意見を聞き入れてくれていた」

「あの状況を取り戻すためには、我々が何をすべきなのかはわかっている」

新参者の障壁

 アビデブールは、例えばアウディなどの新しいメーカーが、これからスポーツに参加することは容易なことではないと警告している。

「ある程度、このスポーツは公平が保たれている」

「私が言いたいのは、現在のコンコルド協定の構造が、必ずしも新参者にとって適切な条件であるとは考えていないということだ」

「例えば、メルセデスが今日から参加するのであれば、彼らが長年にわたって成功していた実績があろうとも、5年後に今と同じポジションに立っているかどうかは確信できない」

「新たな障壁が生まれたのだ。彼らが今同じような計画で参加しようとしても、利益を享受することはできない。計画から見直す必要があるだろう」

Adam Cooper

最終更新:5/9(火) 12:20

motorsport.com 日本版