ここから本文です

ホークス達川ヘッド「前半戦のヤマ場じゃ」オリ、楽天と5試合「奪首ウイーク」

西日本スポーツ 5/9(火) 11:00配信

 無敗右腕撃ちでさらに加速!! 黄金週間で6勝2敗と貯金量産した工藤ホークスが、今度は「奪首ウイーク」に臨む。3位オリックス、首位楽天との5試合を前に、達川光男ヘッドコーチ(61)は「前半戦のヤマ場じゃ」と宣言。9日の初戦は5勝無敗のオリックス金子を、4連勝中の千賀で迎撃。前回対戦で2安打完封された右腕に借りを返して弾みをつけ、3・5ゲーム差で先行する楽天をつかまえる。

【写真】球団職員の新垣渚さんと再会して喜ぶ川崎

■首位楽天と3.5差

 タカがいよいよ羽を広げて上昇する。7日までの黄金週間の8試合で四つの貯金を荒稼ぎして、2位に浮上。3・5ゲーム差で先行する首位楽天も完全に視界に捉えた。3位オリックスと楽天と戦う9日からの5試合で、一気に首位に立つ可能性も出てきた。

 「9日からの5試合が前半戦のヤマ場じゃ。黄金週間? もう過去のことは忘れんと」。チームは好調だが、達川ヘッドコーチはあえて手綱を締めた。プロ入りから40年、酸いも甘いも知り尽くしたペナントレースの達人は、上位と戦う5試合の意義を強調した。

 今の勢いを失わずに羽ばたくには、週の初戦となる9日のオリックス戦が大事になる。相手は4月14日の対戦で2安打完封された金子だ。今季は5勝無敗と絶好調だけに、達川ヘッドは休日だった8日も本拠地の資料室にこもり、映像などを徹底チェックした。

 「やっぱりどの球種でもストライクが取れる。いい投手だということは間違いない。いかに積極的にいけるか」。好調な打線は黄金週間の8試合で計12本のアーチを量産。4月の前回対戦時よりも明らかに状態は上がっているだけに、金子攻略への期待は高まる。

 それでも防御率1・60の右腕が、リーグ屈指の難敵であることは確かだ。達川HCも「いずれにしても辛抱。たくさん点は取れない。粘りが大事じゃ」と強調する。ロースコアの展開が予測されるだけに、現在4連勝中の先発千賀の占める役割も大きくなる。

■完封負け雪辱へ

 8日の投手練習では、本拠地のマウンドで軽めの投球練習。理由は「本塁打ばかり打たれている」。ヤフオクドームでは昨季4勝3敗(他球場は8勝0敗)とやや苦戦。原因の一つが14本という被本塁打の多さだっただけに、マウンドの感覚を改めて確かめた。

 今季のヤフオクドームは1試合に先発して1勝。6回2失点だった2日の西武戦で今季4勝目を手にした。「この1週間しっかりやってきたことを出せばいい。相手の打線も状態は悪くない。しっかり気を引き締めて投げたい」。千賀の言葉に自信がにじんだ。

 ここまでオリックスに2勝3敗、楽天に2勝4敗と黒星が先行。今週の5試合で借りを返せば、5月後半のリーグ戦は半分以上がBクラスとの対戦。その後は得意の交流戦が始まるだけに、さらなる加速も期待できる。投打一丸での金子撃破で勢いをつけて「前半戦のヤマ場」を乗り越える。

西日本スポーツ

最終更新:5/9(火) 11:00

西日本スポーツ

スポーツナビ 野球情報

MLB 日本人選手出場試合5/26(金) 5:45