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ホークス工藤監督、データ“解析”料理が大事「プロが独占するんじゃなくて、見る人の目を楽しませたり」

西日本スポーツ 5/9(火) 11:30配信

 素材を生かすも殺すも腕次第-。工藤公康監督(54)が8日、ハイテク機器で収集したデータを有効活用する「工藤レシピ」確立への意欲を語った。最新の弾道測定器「トラックマン」などで資料は豊富。一方で模索段階にある活用法について、首脳陣とデータ担当一体で磨きたい考えだ。

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 昨季1、2軍本拠地にトラックマンを導入。投球の回転数、リリースポイントなどが分かり、主に投手個々の練習の方針付けに役立て始めている。他球団でも導入が進み、今後の焦点は運用法。指揮官は「データをどう捉えるか。ちゃんと評価しないと。それは野球経験者じゃないとできない。コーチ陣が試行錯誤してああでもないこうでもない…と皆で話すことが必要じゃん」と私見を述べた。

 仮説をいくつか挙げた。例えば平均値より回転数が多く「切れがある」とされる投手の攻略法。「ピュッと浮いてくる高めを『打たないように』と言ったら結局打てない。どう打つか。『球が見えたら、その上側を打ちなさい』とか」。また定義上のストライクゾーンと、球審の実際の判定を照合できるが、これが捕手のキャッチング技術を測れる可能性もあると言う。

 「トレーニングや技術練習に生かすとかね」と、料理次第でデータの可能性は広がる。「プロが独占するんじゃなくて、見る人の目を楽しませたり、子どもたちに生かしたり」と野球界全体の盛り上がりにも期待した。「野球のデータアプリがあれば一番いい。ソフトバンクが出せばいいんじゃない?」。チーム休日のこの日は休養。次の一戦に向ける目もあれば、こうした俯瞰(ふかん)の目もある。

=2017/05/09付 西日本スポーツ=

西日本スポーツ

最終更新:5/9(火) 11:30

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