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桜散っても春まつり盛況 GW好天に恵まれ 八戸公園33万人

デーリー東北新聞社 5/9(火) 12:20配信

 4月29日から5月7日まで、平日を挟んで最大9連休が可能だった今年のゴールデンウイークが終わった。青森県南、岩手県北の北奥羽地方の各地は桜の見頃が過ぎた観光スポットも多かったようだが、好天に恵まれ、多くの春まつりが昨年の来場者数を上回るなど行楽客でにぎわった。

 29日から始まった八戸市の八戸公園の春まつりは、昨年より2日多い9日間の開催で、約33万人が来場した。公園の指定管理者の三八五流通によると、昨年より12万人増え、2004年以降で最高の人出を記録。「暖かい日が続き、多くの家族連れが遊び場として選んでくれた」と分析する。

 三戸町の城山公園を主会場に行われた「さんのへ春まつり」は28日から8日間の来場者が前年の2倍の約1万6200人。NPO法人町観光協会は「まつりの開幕に桜の満開が重なり、県内初の夏日を記録するなど天候の効果が大きい」と話した。

 5月3、4日に行われた南部町春まつりも、パワースポットヨガなどの体験型イベントが功を奏し、来場者約1千人と前年より1割ほど伸ばした。

 六戸町の舘野公園で29~5日に開かれた「ろくのへ春まつり」は約1万4千人が訪れた。園内のヤマザクラは連休始めに散り始めたが、昨年に比べて1日当たりの来場者が増加したといい、「魚のつかみ取りやバーベキューなど、イベントが集中した5月3~5日が好天だったのが良かった」と町産業課の担当者。

 むつ市の早掛沼公園と水源池公園で開かれた「むつ桜まつり」は野鳥による食害の影響で桜の花の数が例年の3~6割ほどだったが、人出は29日からの7日間で前年比15・7%増の3万935人と“健闘”した。

 おいらせ町では、カワヨグリーン牧場で4、5日にあった「春の牧場まつり」に前年の2倍以上の約4千人が来場。29日から7日までいちょう公園と下田公園で開かれた春まつりは前年の約1万2500人を上回る人出の見込みという。工作や木登りなどの体験イベントに客足が目立った。

 十和田市春まつりは連休前の4月20日から5日までの開催だったが、来場者は前年より約1万人少ない約13万8千人にとどまった。

 久慈市内8施設の大型連休9日間の入り込みは計5万7740人と、前年(10日間)と比べて43・1%減で大幅にダウンした。久慈地下水族科学館「もぐらんぴあ」や小袖海女センターで前年割れとなり、久慈駅前のあまちゃんハウスが唯一プラスだった。

 市観光交流課は「昨年は東日本大震災の被災から再開した、もぐらんぴあの誘客効果があった。厳しい結果だが、他地域と相乗効果を出せるように広域的な視点で取り組む」と話した。

デーリー東北新聞社

最終更新:5/9(火) 12:20

デーリー東北新聞社