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【ブラジル】インフレや雇用改善に期待=消費者指数

サンパウロ新聞 5/9(火) 2:00配信

 全国工業連合(CNI)は4月19日、2017年4月の全国消費者期待指数(INEC)は前の月の水準よりも1.4%高く、16年4月の水準を6.1%上回る103.4ポイントに達し、消費者の景況感が改善したと発表した。同指数は、ブラジル世論調査・統計機関(Ibope)とともに4月7~11日に実施、国内143市で2002人から回答を得た聞き取り調査を基にまとめられた。

 前月と前年同月に対して上昇したものの、同指数はいまだ低い水準にとどまっている。今年4月の数値は、同指数の統計が開始された01年3月からこれまでの間の平均値108.6ポイントを下回っている。

 同日付伯メディアによると、全国消費者期待指数の今年4月の上昇は、先行き6カ月間に向けたインフレ率の低下、そして雇用と個人所得、債務の改善への期待の表れだ。インフレの先行き期待を表す指標は前月比で5.8%、前年同月比で9.3%上昇、より多くの消費者が物価全体の下落を期待していることを示した。雇用に関する指標は前月比で2.0%、16年4月比でも6.8%上昇、失業率低下への期待が大きいことを示した。

 今年4月に唯一悪化したのは家電や家具などの高額な財の購入意欲を表す指標で、3月に対して1.7%、16年4月に対して2.1%、それぞれ低い水準となった。

サンパウロ新聞

最終更新:5/9(火) 2:00

サンパウロ新聞