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「岡山パクチー」白い花満開 日本人好みの品種、自家採種

山陽新聞デジタル 5/9(火) 23:34配信

 岡山市北区牟佐の畑で、見慣れない小さな白い花が咲きそろっている。玉柏・牟佐地区が国内有数の産地となっているパクチーの花だ。

 他の産地では、JAなどから種を買って育てるのが一般的という。だが、香りが控えめで甘味のある品種が2年前に販売中止になり、ここでは花を咲かせて種を採る「自家採種」を行っている。

 生産者の植田輝義さん(42)が手掛ける約200平方メートルの畑では、昨年10月に種をまき、今が満開。本来は高さ15センチほどで出荷するが、花実がつく約2メートルまで育て、6月上旬に刈り取る。

 世相を反映した料理を選ぶ「今年の一皿」(ぐるなび総研主催)で2016年の大賞になるなど、ブームにわくパクチー。植田さんは「ここで栽培する『岡山パクチー』は、日本人の好みに合った品種。大切に育て、多くの人に味わってもらいたい」と話している。

最終更新:5/10(水) 19:11

山陽新聞デジタル