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【ブラジル】過去最大69億ドルの貿易黒字=4月

5/9(火) 2:01配信

サンパウロ新聞

 2017年4月(18営業日)のブラジルの貿易黒字は4月のものとしては過去最大の69億6900万ドルに上った。輸出額は176億8600万ドル、輸入額は107億1700万ドルだった。産業貿易サービス省が2日発表した。

 4月の結果により年初来累計の黒字額は16年同期比61.4%増、年初4カ月の黒字額としては現在の統計が始まった1989年以降で最大の213億8700万ドルに膨らんだ。これを受けて同省は、17年の年間黒字額の見通しをこれまでの500億ドルから550億ドルへ上方修正した。

 今年4月の1営業日当たりの輸出額は前年同月比27.8%増の9億8260万ドル。1次産品(同29.2%増)、半製品(同27.5%増)、完成品(同25.7%増)の3分野すべてが伸びた。1次産品の輸出額の伸びは主に鉄鉱石、原油、銅鉱石、豚肉、大豆穀粒などが引っ張った。また、半製品は主に大豆原油、鉄鋼半製品、鋳鉄、粗糖などが、完成品は主に炭化水素、精製糖、貨物用車両、燃料油、乗用車、飛行機、トラクターなどがけん引した。

 輸入の1営業日当たり取引額は同13.3%増の5億9540万ドルだった。同省貿易局のアブラン・ネト局長は「輸入は5カ月連続で拡大した。これは13年8月以降起こらなかったことだ」としている。今年4月は燃料・潤滑油(同28.5%増)、中間財(同16.5%増)、消費財(同6.3%増)の輸入額が伸び、資本財が同5.9%減と縮んだ。

サンパウロ新聞