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【MLB】イチロー代打で2戦連続安打 「先発→数日代打」の起用に米専門家「恩恵ある」

5/9(火) 23:05配信

Full-Count

先発後に2試合連続代打起用でヒット、「昨年はそれで成績が向上」

 マーリンズのイチロー外野手が8日(日本時間9日)、敵地でのカージナルス戦で8回に代打で出場し、右前打を放った。2試合連続安打でメジャー通算3037安打とし、歴代24位のロッド・カルー(通算3053本)までは残り「16」。イチローは6日(同7日)のメッツ戦で先発出場して4打数無安打に終わったが、その後は代打起用で2試合連続ヒットを放っている。

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 この日は中堅のレギュラー、オズナが9回の打席後に足を引きずる仕草を見せたが、試合後には「大丈夫」と強調。4番手外野手のイチローは今後も同じペースでの起用が続きそうで、地元メディアではドン・マッティングリー監督の起用法が背番号51に恩恵をもたらしたという声も上がっている。

 8回裏に田澤の代打として先頭で打席に立ったイチロー。カージナルス2番手ソコロビッチと対峙すると、地元マイアミでテレビ中継している「FOXスポーツ・フロリダ」の実況は、昨季就任したマッティングリー監督のイチローの起用法について言及した。

「彼は昨日のメッツ戦の代打で二塁打を打っています。イチローは土曜日に先発しました。昨年まではイチローが先発した後、数日は代打という流れでした。それで成績が向上しました」

 イチローは2015年にヤンキースからマーリンズに4番手の外野手という立場で加入。1年目は外野手に故障者が続出したことなどもあり、チーム最多の153試合に出場したが、キャリア最低の打率.229に終わった。

正中堅手のオズナが9回に痛めるも「大丈夫」と強調

 しかし、昨季就任したマッティングリー監督は背番号51の起用法を調整。すると、昨年は打率.291と“V字回復”した。解説のトッド・ホランズワース氏は、実況の説明に「恩恵を得ましたよね」と同調。「ベンチプレーヤーやロールプレーヤーにも先発出場はとても重要になります。3、4打席があれば、知識、リズム、試合への入り方をフィードバックすることができるからです」と説明した。

 イチローはこの打席で、6球目のチェンジアップを完璧にライト前に運んだ。実況はすかさず「恩恵はそこにありました。土曜日に先発して、昨日は二塁打。ここでライナーでヒットを放ちました」と言及。先発、そして、しばらく代打起用という“マッティングリー流”の効果をあらためて強調した。

 その後、オズナが9回に鋭い右直を放った際に、右太もも裏を抑える仕草を見せ、顔をしかめる場面があった。ベンチに戻る際も足を引きずり、周囲を心配させたが、球団公式サイトによると「バッターボックスを出たときに、張っているような感じだったんだ。ただ、大丈夫だよ。こういったことはよく起こる。悪化するようではない」と説明し、「明日はもっと水分をとってからプレーするよ」と話したという。チームは4-9で敗戦。故障者も出始めており、マッティングリー監督もオズナが無事でほっと一息といったところだろう。

 2試合連続安打で打率を.175としたイチロー。徐々に調子を上げてきているが、外野陣は好調なだけに、しばらくは同様の起用法で効果的にチームに貢献していくことになりそうだ。

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

最終更新:5/9(火) 23:19
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