ここから本文です

「こんな説明で成立許せない」共謀罪法案に抗議の声

5/9(火) 21:34配信

カナロコ by 神奈川新聞

【時代の正体取材班=田崎 基】国会で審議中のいわゆる「共謀罪法案」について廃案を求める抗議集会が9日夜、首相官邸前で行われた。会社員男性がツイッターなどで賛同を呼び掛けたところ約300人が集まった。「共謀罪は今すぐ廃案!」「ものが言えない社会をつくるな」と声を上げた。

【特集 共謀罪】自民党内部資料からみる「共謀罪」の内実

 法案を巡っては、法務委員会で自民党の鈴木淳司法務委員長に対する委員長解任決議案が提出され、同日の衆院本会議で否決。12日に法務委員会で質疑が再開される見通し。

 集会を主催した日下部将之さんは「金田勝年法相の国会答弁を聞いてもこの法律の必要性は全く分からない。むしろ恣意(しい)的運用の危険性は高く、こんな説明のままで成立させていいはずはない」と強調した。

 川崎市に住む会社員の女性(39)は「安倍首相は国会で好き勝手なことを言っている。共謀罪だけでなく、憲法改正発言や森友学園問題も、おかしいことばかり起きている」と問題視した。

 「国会審議や閣僚の発言は、国民をバカにしているとしか思えない」と憤るのは都内の男性会社員(35)。「共謀罪は、内心の自由や行動の自由さえ奪う恐れがある。監視し合うような社会は息苦しく、しんどい。いま止めないと」とメガホンで訴えた。

 抗議集会は「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」が10日正午と11日午後6時半から衆議院第2議員会館前で行う。12日も正午から午後7時半まで断続的に同所で開く。同日午後7時半からは市民団体「未来のための公共」などが国会正面で集会を開く。

Yahoo!ニュースからのお知らせ