ここから本文です

図書館学校史破損 富山・滑川で新たに4冊

北日本新聞 5/9(火) 0:46配信

 富山県立図書館など全国の図書館で所蔵資料の一部が切り取られる被害が相次いでいる問題で、新たに富山市立図書館本館と大沢野図書館、滑川市立図書館でも記念誌など計4冊が破損していたことが8日、北日本新聞の取材で分かった。いずれも写真が載ったページが破られていた。

 富山市立図書館では6日、所蔵する学校史や記念誌約千冊を点検。富山大教育学部附属幼稚園(現富山大人間発達科学部附属幼稚園)の「附幼 100年のあゆみ」(1987年発行)の6ページ分が破られていたのを発見した。清水孝夫館長は「非常に残念。図書館は利用者の方にマナーを守ってもらう前提で良いサービスが提供できる。さらに意識してもらえるよう訴えていきたい」と話した。

 同市の大沢野図書館は約100冊を点検し、大沢野中学校の記念誌「花みずき 創校十周年誌」(93年発行)が2ページ、旧大沢野工業高校の記念誌「四十年の歩み」(99年発行)が4ページ破損しているのを確認した。

 滑川市立図書館では県内高校の学校史1冊で、1ページ分の破損が見つかった。

 高岡、氷見、舟橋、入善、砺波、南砺の各市町村立図書館は点検した結果、被害はなかった。射水、朝日の両図書館は学校史などを一般の人が出入りできない書庫に保管しているため、被害はないとしている。

 学校史の一部が切り取られる被害は、6日に県立図書館で学校史2冊の破損が見つかった。県立図書館の澤村修副館長は「利用者のマナーアップに向けた取り組みを今後考えていかなければいけない。返却時の確認作業も引き続き注意深く行いたい」と話した。

北日本新聞社

最終更新:5/9(火) 0:46

北日本新聞