ここから本文です

氷見の浜に大量コノシロ 大魚から逃げて海岸へ?

北日本新聞 5/9(火) 0:48配信

 氷見市の松田江浜周辺で7日、コノシロとみられる魚が大量に打ち上がっているのが見つかった。原因は明らかになっていないが、専門家は大きな魚などに追われて群れが海岸に近づいた可能性があるとしている。

 魚が打ち上がっていたのは、キャンプ場や同市海浜植物園に近い海岸一帯。同日午後3時ごろに海岸を訪れた同市朝日本町の歯科医師、安達昭さん(72)によると、波打ち際の数十メートルにわたって魚が漂ったり打ち上げられ、海鳥がついばんでいたという。

 コノシロはニシン科の魚で、関東圏では小さなサイズが「コハダ」の名で人気がある。県内では沿岸域や河口の淡水域で一般的に見られるが、食用魚としてはなじみが薄い。今回見つかった魚は体長15~20センチが多かった。

 魚津水族館の稲村修館長は「コノシロが大量に打ち上げられた例はこれまで聞いたことがなく、原因は不明」と言う。カタクチイワシでは、群れがイルカやスズキなどから逃げ惑ううちに海岸に打ち上がる例があり、「可能性の一つとして考えられる」としている。氷見市では8日に撤去作業を行った。

北日本新聞社

最終更新:5/9(火) 0:48

北日本新聞