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大学受験生向けに無料塾 沖縄県、定員4倍の400人に

沖縄タイムス 5/9(火) 20:00配信

 大学などへの進学を目指す生活困窮世帯の高校生を対象に、沖縄県が学習塾の授業料などを全額支給する「子育て総合支援モデル事業(大学等進学促進事業)」で、本年度の募集人員が前年度から約4倍の400人程度に拡充された。中南部地区の対象を3年生のみから2年生にも広げたほか、教室を六つ増やし、県全体で計11カ所になった。県は希望者を募っている。

 対象は児童扶養手当受給や住民税非課税の世帯、児童養護施設や里親家庭などで暮らす高校生。中南部、名護、石垣は2、3年生、宮古は1~3年生が対象。一括交付金を活用した県の委託事業で事業費は約1億3600万円。

 南部は既存の那覇教室(定員60人)に加え、各定員30人程度の仲井真、与那原、糸満の3教室を新設。中部地区も沖縄教室(60人)に加え、各定員30人程度で宜野湾、うるま、嘉手納の3教室を新設した。名護教室は45人程度、宮古教室は40人程度、石垣教室は35人程度募集する。

 締め切りは石垣が11日、中南部が12日、名護が13日。宮古、石垣、名護は定員に達するまで随時受け付ける。

 2016年度は那覇、沖縄、名護、宮古、石垣の計5教室で高校3年生72人、同1、2年生23人が受講。62人が受験し、35人が大学、2人が短大、15人が専門学校に合格した。合格率は83・9%だった。

 問い合わせは南部は那覇尚学院・電話098(867)3515、中部は沖縄尚学院・電話098(930)6000、名護は琉大セミナー・電話0980(53)3274、宮古はセレブラム・電話0980(79)0082、石垣はアルファ進学スクール・電話0980(83)3991。

最終更新:5/9(火) 20:00

沖縄タイムス