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スバル株が半年ぶり下落率-今期利益は伸び悩み、市場予想下回る

Bloomberg 5/9(火) 13:35配信

スバルの株価が決算発表後に一時急落して、半年ぶりの下落率となった。会社側発表の今期(2018年3月期)の利益見通しは市場予想を下回った。

スバル株は9日午後の決算発表後に一時、前日比5.1%安の4038円となり、昨年11月9日以来の日中下落率となった。今期の営業利益は前期比0.2%減の4100億円、純利益が同0.9%増の2850億円の見通しで、いずれもブルームバーグが集計したアナリスト17人の予想平均値の5450億円、3767億円を下回った。

スバルの決算資料によると、今期の販売は日本や北米とも拡大して過去最高の台数となる計画だが、原材料費や諸経費、試験研究費などの増加が響く。

主力の米国市場について、吉永泰之社長は決算会見で「ピークアウトしている」と指摘し、「注視しながら、販売を維持するための手を打っていきたい」と話した。岡田稔明専務は、販売構成として「価格の低い車が増える傾向」と述べた。

世界最大の中国市場への対応に関して、吉永社長は、現地工場を持っていないため主要自動車メーカーと状況が異なるとし、輸入関税などで価格が高くなる中で販売拡大に向けて「いますぐ手を打つというのはなかなか難しい」と述べた。価格が高くなっても、「そこを面白がってくれるお客さまに買っていただいている」という。「市場としては魅力的」とも話し、「もう少し気長に考えたい」と語った。

会見コメントを最後の2段落に追加しました.

Emi Nobuhiro

最終更新:5/9(火) 14:59

Bloomberg