ここから本文です

ECBは9月ごろテーパリング方針発表-UBSウェーバー会長が予想

Bloomberg 5/9(火) 16:58配信

欧州中央銀行(ECB)は9月ごろ、量的緩和(QE)のテーパリング(縮小)に向かって進み始める。UBSグループ会長で前ドイツ連銀総裁のアクセル・ウェーバー氏がこのように予想した。

ドラギECB総裁に大規模な景気刺激措置縮小の青写真を描くよう迫る圧力は強まっている。ユーロ圏の景気回復に伴い、複数の当局者が資産購入の段階的終了や利上げ開始の時期について公然と発言し始めた。

ウェーバー氏は9日、東京都内でブルームバーグテレビジョンのインタビューに応じ、ECBが「6月に声明から緩和バイアスの一部を削除し、9月ごろに購入プログラムの縮小方針を発表、実際の縮小は2018年に6―9カ月かけて行うというのが私の見通しだ」と語った。

ECBは月600億ユーロ(約7兆4450億円)の債券購入を少なくとも今年いっぱい続け、利上げに踏み切るのは購入終了から相当期間後になるとしている。メルシュ理事は8日に都内で、同中銀が近く、景気についてより楽観的な見方を取れるようになるだろうと発言した。

ウェーバー氏は「来年半ばになれば、ECBのバランスシートは横ばいとなり、その後に政策金利の動向について議論することになるだろう」と言明。米金融当局と同様に、ECBの正常化の道筋もデータに左右されると付け加えた。

原題:UBS Chief Weber Sees ECB Announcing Taper in September (Correct)(抜粋)

Enda Curran, Kathleen Hays

最終更新:5/9(火) 16:58

Bloomberg