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PIMCO:米10年債利回り3%に上昇も、利上げとテーパリングで

5/9(火) 22:28配信

Bloomberg

米金融当局は恐らく今年あと2回政策金利を引き上げ、10年物米国債の利回りは「中期的に」2.75-3%程度に上昇する可能性がある-。パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)がこのように予想した。

今後数年に想定される米当局のバランスシート縮小も、米国債利回り上昇につながるだろうと、グローバルクレジット担当最高投資責任者(CIO)のマーク・キーセル氏が指摘した。また、トランプ米大統領の減税案は、より高いインフレリスクと将来の国債発行増を見込んだ期間プレミアムを織り込むことを必要にするとも分析した。

キーセル氏はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、「緩やかな金利上昇という傾向は揺るがない」とし、「あと1回か2回の利上げの後、市場はテーパリングを織り込まなくてはならない」と話した。

米10年債利回りは昨年12月に2.64%に達したが、その後はトランプ・リフレ・トレードの失速で先月には2.16%まで下げた。ニューヨーク時間9日朝は2.39%前後。

キーセル氏は米経済が4-6月(第2四半期)には「大きく改善」すると予想。インフレ率も上昇傾向になるとみている。利回りが下がるリスクとしては、財政投入による景気刺激策の遅れ、法制定につながるようなヘルスケア法案を上院がまとめられないケース、北朝鮮を巡る緊張悪化を挙げた。

原題:Pimco Sees 10-Year U.S. Yield Rising to 3% on Fed Hikes, Taper(抜粋)

Netty Idayu Ismail

最終更新:5/9(火) 22:28
Bloomberg

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