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アジア・太平洋株サマリー:上海が約7カ月ぶり安値-香港、インド反発

5/8(月) 21:38配信

Bloomberg

アジア・オセアニア各株式市場の動きは以下の通り。

【中国・香港株式市況】

8日の中国株式相場は下落。上海総合指数が昨年10月17日以来の安値で引けた。当局が金融レバレッジの抑制策を強化していることで市場心理が悪化した。

本土市場の上海株価指数は前週末比0.8%安の3078.61で終了。同指数は先週まで週間ベースで4週連続で下げた。税関総署がこの日発表した4月の中国輸出は人民元ベースで前年同月比14.3%増と、市場予想に届かなかった。

香港のハンセン指数は0.4%高の24577.91で引けた。アジア太平洋地域の株価上昇に連れ高となった。米雇用統計が予想を上回ったことやフランス大統領選でマクロン前経済・産業・デジタル相が勝利したことが好感された。本土銘柄で構成するハンセン中国企業株(H株)指数は0.6%高と、6営業日ぶりに上昇した。

中国保険監督管理委員会(保監会)は7日、保険会社の株式保有に関して業界統一の規則制定を研究すると発表。中国証券監督管理委員会(証監会)は一部の証券会社が禁止されている資金プールを引き続き持っており、流動性リスクが膨らんでいる可能性があると5日に指摘した。

中原証券の張剛ストラテジスト(上海在勤)は「中国のレバレッジ解消の取り組みがすぐに終わる兆しはない」と分析した上で、「3100を割り込んだ上海総合指数は3000前後で一定の支えを得る可能性があるが、それが最終的な底になるかは言えない」と述べた。

(上海総合指数のグラフ:SHCOMP <Index> GP YTD)(ハンセン指数のグラフ: HSI <INDEX> GPO)

【インド株式市況】

8日のインド株式市場では指標のS&P・BSEセンセックスが反発し、前週末の2週間ぶり安値から持ち直した。世界の成長回復への楽観を背景としたアジア株高に追随した。

センセックスは前週末比0.2%高の29926.15で終了。業種別13指数中9指数が上昇した。不動産株の指数は4.5%高と、終値ベースで2014年7月以来の高値となった。製薬会社のルピンは約4カ月ぶりの大幅高。

(S&P・BSEセンセックスの動向: SENSEX <Index> GPO D)

【オーストラリア株式市況】

S&P/ASX200指数は前週末比0.6%高の5870.89。

(S&P/ASX200指数のグラフ: AS51 <INDEX> GP)

【韓国株式市況】

韓国総合株価指数は前営業日比2.3%高の2292.76。

(韓国総合株価指数の日中価格グラフ: KOSPI <INDEX> GIP)

【台湾株式市況】

加権指数は前週末比0.4%高の9937.25。

(台湾加権指数のグラフ: TWSE <INDEX> GP D)

Katsuyori Suzuki

最終更新:5/8(月) 21:38
Bloomberg