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クリーブランド連銀総裁:FOMCは出遅れないよう強い警戒維持を

Bloomberg 5/9(火) 0:35配信

米クリーブランド連銀のメスター総裁は、米経済の過熱リスクを防ぐため金融当局は緩やかな利上げ軌道を維持すべきだと指摘した。

総裁は8日、シカゴで講演。事前に配布された原稿によれば「連邦公開市場委員会(FOMC)は目標に向けた進展を続ける上で、後手に回らないよう強い警戒を維持することが重要だ」と述べた。

メスター総裁は「次の正常化のステップを先送りし過ぎれば、労働市場は持続不可能な形でタイト化するほか物価圧力も行き過ぎとなる。当局は金利を急激に引き上げざるを得なくなり、リセッション(景気後退)を招く恐れが出てくる」と指摘した。

今月のFOMC会合後に発表された声明では、第1四半期の成長減速について「一過性」である可能性が高いと指摘。メスター総裁もこの日の講演で特に重要視しない姿勢を示した。

総裁は「第1四半期の軟調は私の中期的な見通しを変えておらず、今年残りの期間に消費は回復すると見込んでいる」と述べた。

このほか、金融当局が4兆5000億ドル(約507兆円)のバランスシートを安定的な水準に維持するよう年内に政策を変更することを望んでいると、あらためて表明した。

原題:Fed’s Mester Warns Against Falling Behind With Rate-Hike Pace(抜粋)g

Christopher Condon

最終更新:5/9(火) 0:35

Bloomberg