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ガンドラック氏の一押しはS&P500種ショートと新興市場株ロング

5/9(火) 9:30配信

Bloomberg

米ダブルライン・キャピタルを率いるジェフリー・ガンドラック氏はS&P500種株価指数のショート(売り持ち)と新興市場株のロング(買い持ち)を勧めている。米利上げはドル高につながるとの一般的な考え方とは一線を画している。

具体的なロングの対象は上場投資信託(ETF)の「iシェアーズMSCIエマージング・マーケットETF」で、ショートが「SPDR・S&P500ETF」。同氏はまた、米金融当局が利上げしても、必ずしもドルが上昇するとは限らないとの認識も示した。

ガンドラック氏は8日、ニューヨークで開催されたヘッジファンドの投資会議であるソーン・インベストメント・コンファレンスで、「ちょっと楽しもう。1回レバレッジしてみようじゃないか」と述べた。

昨年の同会議では、ガンドラック氏はモーゲージ・REIT・ETFのロングと公益株ETFのショートを組み合わせる取引を勧めた。レバレッジコストを差し引くと、この取引は今月5日までの1年間にプラス40%のリターンをあげた。

同氏は今年勧める取引についてCNBCとのインタビューで、相対的価値に基づくもので、S&P500種の下落予想を示すものではないと説明。ソーン投資会議でも、「もう1年半もS&P500種がアウトパフォームしている状況にはなく、これに対して、むしろ新興市場株が芳しく年初来でアウトパフォームしている」と述べた。

原題:Gundlach Says to Short S&P 500 and Go Long Emerging Market ETF(抜粋)

John Gittelsohn

最終更新:5/9(火) 9:30
Bloomberg