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悩めるメルマガ担当者に捧ぐ! 見込み客に愛され、読まれるメルマガ担当者になるには?/前編

5/10(水) 7:06配信

Web担当者Forum

企業がメルマガを発信する理由は、見込み客を顧客に自社の「ファン」になってもらうこと。メルマガ担当者120人に実施したアンケートから「読まれるメルマガとはどういうものか?」で悩んでいることがわかった。そこでメルマガコンサルタントの平野友朗氏に、「読まれるメルマガ」の極意を伺った。前編では、メルマガ担当者が意識したいメルマガの運用目的と件名の付け方などをお届けする(聞き手:ゾーホージャパンの橋爪氏)。

 

「送信すること」が目的のメルマガ運用ではダメ

橋爪祐佳氏(以下:橋爪): 今回、ゾーホージャパンのお客さまにメルマガに関する悩みをアンケート調査しました。それが上図です。「読まれる」「効果」「開封率」が上位を占め、誰もがそれらの向上が「良いメルマガだ」とイメージされているようです。

私がゾーホージャパンのメルマガ担当者になって丸2年が経ちます。ゾーホージャパンは中小企業向けにCRMなどのクラウドサービスを提供していますが、メルマガの主な内容は、ブログなどのコンテンツの紹介や、弊社が主催するセミナーへの集客です。

2年前、上司から「取りあえず週1回の配信をしてみようか」と言われたときは、毎週、メルマガを作成することに追われて無我夢中でした。1年前、平野さんの講演を聴いて、自分なりに「読まれるメルマガ」を意識しはじめたのですが、考えれば考えるほどどうすればいいのかがわからなくなります。

平野友朗氏(以下、平野): 担当者としていちばん大変な点は何ですか?

橋爪: 担当当初は、慣れていないので「メルマガに何を書くのか」、「どう書くのか」、それだけでも時間がかかり、大変でした。常に「今週中に配信しなきゃ」が頭から離れず、他の業務と兼務しているので時間に追われてそのまま金曜の夜になり、もう誰も読まない時間だろうなあと思いつつ「こんばんは」と文頭に付けて19時過ぎに送ることもたびたびありました。

平野: BtoBのメルマガは読者が会社で読むことが前提ですから、送信のタイミングは月曜から金曜です。朝に送れば、その日に読まれ、夕方以降に送れば翌日読んでもらえる。しかし、金曜の夕方以降に送っても、月曜朝の他のメールに埋没してなかなか読まれません。その1回分はムダになる可能性が高いですね。

でも同じことをしているメルマガの担当者が多いのが実情です。上司に言われたから、前任者から引き継いだから「週に1回」「月に1回」の送信がまずルールとしてある。そこに縛られて、体裁だけを整えたメルマガを何とか作って送信。「よし、送ったぞ」と安心してしまう。

「送信する」ことが目的のほとんどになり、今度はその効率化をするようになる。つまり、楽をしたくなる。結果、リンクの書き換えを忘れる、導入部や編集後記の文章がまるごと以前のコピペ、ということが起きる。でも、メルマガの目的は「送信する」ことではないはずです。

“>>>週1回、月1回といったメルマガ送信が目的ではない、顧客と関係性を築くツール。
<<<”

平野: 前出のアンケート結果で多くの担当者が課題だと回答した開封率やクリック率、さらにはコンバージョン数などを目的にしたメルマガ発行には危険が潜んでいます。そうした数値を上げるメルマガのテクニックはいろいろあります。煽るような件名を付けたり、配信回数を増やしたりするのも手。1日5回も配信すれば、御社の製品を必要としている人の背中を押して、短期的には全体の売り上げは伸びるでしょう。

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最終更新:5/10(水) 7:06
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