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SNS時代に求められるリアクション型のWeb担当者

5/10(水) 8:06配信

Web担当者Forum

心得其の502

 

ホームページはもう不要?

Facebookが米国NASDAQ市場に上場した2012年、「これからはホームページやメールアドレスが不要になる。なぜなら、すべてFacebookに集約されるからだ」といった言説が拡散されました。

新しいサービスへの過大な期待は、Web界隈の通例で特筆すべきことではありませんが、今もホームページは健在し、今日もビジネスシーンでは電子メールが飛び交っています。

一方、ホームページのリニューアルの依頼に対して、それを断った上でFacebookの利用をオススメする事例が増えています。まず問うのがこの質問。

“>>>
ホームページって必要ですか?
<<<”

今の時代、企業のホームページはあって当然と思うでしょう。しかし、ぶっちゃけていえば、Webのビジネス利用を目的にしながら、ホームページを持て余している中小企業はたくさんあります。

 

ある洋品店の実例

行商から商売を始めて、一代で自社ビルを建てたとある洋品店に若手のWeb担当者がいました。当初、二代目予定として店を手伝っていた長男がWeb担当者を名乗ります。

長男は、大学時代の友人知人のつてを頼りに、某Web系一流企業のエンジニアに「内職」として自社ホームページを作らせます。相応の費用はかかりましたが、「内職」の分だけディスカウントできたと胸を張り、「店長日記」と名づけた外部ブログも開始します。

およそ半年もせず、ブログの更新が1か月間隔になります。さらに半年ほど放置され、年1回の更新もおぼつかなくなったころ、長男はWeb担当者を「辞任」して店を離れます。四六時中、親と一緒の職場に嫌気がさしたこともありますが、Webが商売にまったく結びつかなかったことも理由です。

 

ビジネスとはなにか

数年後、就職して家を離れていた長女が結婚を機に実家近くへと引っ越し、家業を手伝うようになりました。物心ついたときからあった家業が、父の代だけで終わることの寂しさと、なにより「ネットを使えば商売を大きくできるかも」という、兄と同じ野望を秘めてのことです。そして、ツテを頼って私のところにリニューアル依頼の話がやってきました。

そこで先の「ホームページは必要か」という質問をぶつけます。それは「ビジネスとはなんぞや」「Web担当者の職務とは」という根本からの質問です。

 

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最終更新:5/10(水) 8:06
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