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台湾の輸出額 東南アジアなど向けが7カ月連続2桁成長

5/10(水) 13:05配信

中央社フォーカス台湾

(台北 10日 中央社)財政部(財政省)が8日に発表した4月の貿易統計(通関ベース)によると、輸出額が前年同月比9.4%増の243億2000万米ドル(約2兆7652億円)で7カ月連続のプラスとなった。品目別では情報通信・AV関連商品や電子部品が11カ月連続でプラス成長を達成。地域別では蔡英文政権が進める「新南向政策」の対象となる東南アジア、南アジアなどの18カ国が14.1%で7カ月連続の2桁成長。

経済部(経済省)国際貿易局は、国際通貨基金(IMF)が4月、今年の世界の成長率見通しを1月時点の3.4%から3.5%へ引き上げ、「新南向政策」対象諸国10カ国の成長率見通しを5%以上としていることを挙げ、これら国々への輸出を強化する方針を打ち出している。

一例として、5月から東南アジア諸国連合(ASEAN)諸国でトレードショーを開催、優れた台湾の産業を紹介する。また、台湾の学生をベトナム、インドネシアなどの企業で研修させる計画もあるという。

一方、4月の輸入額は前年同月比23.5%増の215億3000万米ドル(約2兆4475億円)となった。財政部は、輸出の先行きを楽観視するメーカーが原料を仕入れたり、投資に力を注いだりしていると分析している。

(黄雅娟/編集:塚越西穂)