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薄型軽量で高精度に角度検出できるセンサーを開発

5/10(水) 7:10配信

MONOist

 NTNは2017年4月20日、従来品より高精度に角度検出ができる「薄型・高精度角度センサー」を発表した。高精度な位置決めが求められるロボットの関節などに適している。

 今回開発したセンサーは、リング部材にゴム磁性体を複合成形し、極数の異なる2列の磁気トラックをゴム磁性体に着磁させた復列磁気エンコーダと磁気センサーで構成される。

 N極/S極のペア配列が64/63極対と、従来のエンコーダの32/31極対と比較して大幅に増加。これにより、従来品の角度精度±0.2度が±0.1度(いずれも取り付け誤差除く)まで向上するなど、より高度な角度検出ができるようになった。同時に、同社独自の高精度着磁技術によって、隣り合う磁気トラック間の影響を抑えることに成功した。

 外径φ51.5mm、内径φ44mm、幅8.2mmと薄型で、重量は10.7g。重量は、外径約φ25mmの従来品より27%軽いという。

 同社では今後、今回開発したラジアルタイプの他にアキシアルタイプも開発し、市場ニーズに応じて、同センサーおよび軸受とのセット品などの商品化を進める。

最終更新:5/10(水) 7:10
MONOist