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シンガポール航空、A350にバイオ燃料 サンフランシスコ線、17時間

Aviation Wire 5/10(水) 20:04配信

 シンガポール航空(SIA/SQ)はCAAS(シンガポール民間航空庁)と協同で、バイオ燃料を使用した商業運航を開始した。サンフランシスコ線に投入しているエアバスA350-900型機(253席:ビジネス42席、プレミアムエコノミー24席、エコノミー187席)に給油し、今後3カ月間で12便を運航する。

 使用したバイオ燃料は使用済みの食用油から精製した「HEFA」で、従来のジェット燃料を混合したものを使用した。シンガポール航空とCAASは、プロジェクトを「グリーンパッケージ」と命名した。

 初便となったのは、現地時間5月1日のサンフランシスコ発シンガポール行きSQ31便で、午前11時21分に出発し、翌日午後7時10分に到着。206人が利用した。

 シンガポール航空は、シンガポール-サンフランシスコ線を10月23日に開設。これまでの経由便から直行便に切り替えて運航を開始した。同路線はおよそ1万3600キロで、シンガポール発が15時間45分、サンフランシスコ発が17時間15分かかる。同社の米国直行便は3年ぶり。

 シンガポール航空はA350-900を67機発注し、4月末現在で12機を受領している。2015年10月には、A350-900の航続距離を延長した超長距離「A350-900ULR(Ultra-Long Range)」を発注し、ローンチカスタマーとなった。2018年に受領し、ニューヨークなど、北米直行便に投入する見込み。

Yusuke KOHASE

最終更新:5/10(水) 20:04

Aviation Wire