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2パック公式ドキュメンタリー映画を『それでも夜は明ける』のS・マックイーンが監督

5/10(水) 22:40配信

bmr.jp

2パック公式ドキュメンタリー映画を『それでも夜は明ける』のS・マックイーンが監督

2パック公式ドキュメンタリー映画を『それでも夜は明ける』のS・マックイーンが監督

1996年9月に亡くなった西海岸の伝説的ラッパー、2パックことトゥパック・シャクールのドキュメンタリー映画の監督に、オスカー受賞映画『それでも夜は明ける』などで知られるスティーヴ・マックイーンが就任することが発表された。

“California Love”、“How Do U Want It”といった全米チャート1位の大ヒット・シングルを始め、ジャネット・ジャクソンと共演した1993年の映画『ポエティック・ジャスティス/愛するということ』への出演などで幅広い人気を手にした一方、後に「社会的逆境や経済的貧困、麻薬中毒などによる家族崩壊などの問題を抱えているすべての母親に、感動的で雄弁な敬意を表している」として米議会図書館の所蔵作品に認定された“Dear Mama”など、痛みや苦しみ、社会問題から、母親への感謝といったメッセージ性のあるラッパーとして、今なおカリスマ的な人気を誇るトゥパック。今年4月には、ロックの殿堂入りも果たした。

誕生月の6月には、アメリカで伝記映画『All Eyez On Me』の公開も決定している中、トゥパックの母で、息子亡き後も数々のプロジェクトに関わってきたアフェニ・シャクールが立ち上げたAmaru Entertainment、そしてトゥパックの遺産を管理するシャクール・エステートの管財人が、この伝説のラッパーの公式ドキュメンタリー映画を製作中であることを発表。その監督を、1850年代に発表されたアメリカの奴隷体験記を元にした映画『それでも夜は明ける』が2014年のアカデミー賞で9部門のノミネートを受け、黒人監督の映画としては初の作品賞に輝いたことも話題になったスティーヴ・マックイーンが務めることが明らかになった。

スティーヴ・マックイーン監督は、プレスリリースの中で「この伝説的なアーティストの生涯を探索できるということに大変感動し、嬉しく思っています。1993年、ニューヨーク大学の映画学校に通っていた頃、ヒップホップの世界が広がっていくあの時代をよく覚えています。私は共通の友人を通じて、トゥパックと自分を重ね合わせて見ていました。彼の遺族の協力を得、この才能ある人物のありのままの物語を伝えることができるのが楽しみです」と意気込みを語った。このドキュメンタリー映画は、アフェニ・シャクールの唯一の姉妹で、トゥパックにとっておばにあたるグロリア・コックスが協力しているとのこと。また、トゥパックのカタログを保有するInterscope Recordsも全面サポートするとのことで、音楽ファン必見のドキュメンタリーとなりそうだ。

なお、トゥパックの46歳の誕生日となる2017年6月16日に全米公開予定となっている伝記映画『All Eyez On Me』は、新進俳優のディミトリアス・シップ・ジュニアがトゥパック役を演じる。彼は、トゥパックが亡くなったおよそ2ヵ月後に発表されたマキャヴェリ名義のアルバム『The Don Killuminati: The 7 Day Theory』のリード・シングル“Toss It Up”のプロデューサーでもあるディミトリアス・シップの息子であり、見た目もよく似ていると公開前からトゥパック役が好評だ。また、米ドラマ『ヴァンパイア・ダイアリーズ』への出演で知られる女優で歌手のキャット・グレアムが、トゥパックの級友だった女優ジェイダ・ピンケット・スミスを演じるほか、90年代の東西ヒップホップ抗争の東側のスター、ノトーリアス・B.I.G.役を、伝記映画『ノトーリアス・B.I.G.』と同じくジャマル・ウーラードが務める。

最終更新:5/10(水) 22:40
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