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横須賀で24年ぶりウインドサーフィン世界大会 ANA機長発案で協賛、11日から

5/10(水) 22:10配信

Aviation Wire

 5月11日から24年ぶりに日本で開かれるウインドサーフィンのワールドカップ「ANAウインドサーフィンワールドカップ横須賀大会」。神奈川県の横須賀市役所で10日、実行委員会の会長を務める吉田雄人市長や出場選手らが会見し、ウインドサーフィンの魅力をアピールした。

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 横須賀市の津久井浜海岸で、11日から16日まで開かれるのは、PWA(プロフェッショナル・ウインドサーファーズ協会)による、ウインドサーフィンの世界最高峰の大会「PWAウインドサーフィンワールドカップ」。各国のトッププロが世界一を競うワールドツアーで、今シーズンは5月3日から8日にかけて韓国で開催された大会を皮切りに、11月まで日本とスペイン、デンマーク、ドイツ、米国、ニューカレドニアを転戦していく。

 吉田市長は「27カ国から87人の選手が集まり、世界一を目指す。横須賀からも男女20人が参加するので、マリンスポーツが楽しめる街にしていきたい」と抱負を語り、「来場者数は3万人を目指したい」と述べた。

 自身も大会に参加するPWAのジミー・ディアス会長は「横須賀はコンディションの良い場所。地元の方たちと一緒に大会を盛り上げていきたい」と抱負を語った。横須賀大会には、2016年の世界ランキング男子1位のマッテオ・イアチーノ選手(イタリア)や、女子1位のサラ・キタ・オブリンガ選手(アルバ)、男子62位の国枝信哉選手、女子6位の須長由希選手らが参戦する。

 横須賀大会は、全日本空輸(ANA/NH)が特別協賛として冠スポンサーを務める。ANAグループ社員が夢を実現する提案活動「ANAバーチャルハリウッド」で、2015年度の企画が実現したもの。大学時代からウインドサーフィンを楽しんでいるボーイング767型機の機長、藤本太郎さんが発案者で、24年ぶりのワールドカップ日本開催にこぎ着けた。

 ANAの平子裕志社長は、「ウインドサーフィンも航空機も、風を味方にして揚力を得て動力源にする。明日から良い風が吹いて大会が盛り上がり、人気の追い風になって欲しい」と述べ、「来年以降の開催にもつながり、3年後の東京オリンピックにつながって欲しい」と期待を寄せた。

 藤本機長は、2015年度のバーチャルハリウッドで大会開催を社内提案後、PWAとの折衝役を務め、2016年8月に立ち上がった実行委員会に委員として参加し、大会開催にこぎつけた。「大会をきっかけに、ウインドサーフィンが盛り上がり、横須賀市の大きなお祭りになれば」(藤本機長)と話した。

 ウインドサーフィンは、風のコンディションを見ながら競技を開始する。11日は午後1時にスタートし、午後5時に終了予定。12日から15日までは午前10時に競技を開始予定で、最終日の16日は午後3時に競技を終え、午後4時から表彰式と閉会式を開く。

Tadayuki YOSHIKAWA

最終更新:5/10(水) 22:10
Aviation Wire