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簡単そうで…奥深い 「9マス将棋」人気

伊豆新聞 5/10(水) 15:48配信

 伊東市ゆかりのプロ棋士青野照市九段が考案した「9マス将棋」が人気を集めている。縦横3マスずつ計9マスの専用盤で遊ぶミニ将棋で、簡単そうだが高段者でも頭をひねることがあるほど奥が深いという。青野九段はこのほど、第10回「外岡壮亮杯小中学生将棋大会」の開かれた同市玖須美元和田の伊東ショッピングプラザ・デュオで、対局の合間に9マス将棋の魅力を紹介した。

 9マス将棋の基本的なルールは普通の将棋と同じで、相手の王を取れば勝ちになる。ただし、駒の最初の並べ方が何パターンもある点が普通の将棋とは異なる。どの駒をどのように配置するかによって難易度が変わるので、初心者から上級者まで楽しむことができる。

 大会会場では、出場者や保護者らが青野九段に教えられながら9マス将棋を楽しんだ。運営を手伝う同市や近隣の将棋連盟役員は青野九段のひねり出した難問に挑戦した。

 青野九段は「将棋の基本となる『駒を進める』『相手の駒を取る』『成る』『持ち駒を打つ』『王手』『詰む』の全てを理解することができる」と説明。その上で「将棋が弱い子は、何もできずに駒を取られて負けてしまうので、いつまでたっても基本が身につかない。9マス将棋から始めれば、優しく覚えられる。指導者にもぜひ使ってもらいたい」と思いを語った。

 9マス将棋は幻冬舎(東京都渋谷区)が販売している。説明書には、40通りの駒の最初の並べ方が示されている。青野九段は「いずれ9マス将棋の大会を開いてみたい」と夢を語った。

 【写説】9マス将棋を紹介する青野九段(右)=伊東ショッピングプラザ・デュオ

最終更新:5/10(水) 15:48

伊豆新聞