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【フィリピン】中銀新総裁、業界は政策の継続性に期待

NNA 5/10(水) 11:30配信

 フィリピンの大統領府が8日、フィリピン中央銀行の次期総裁にネストール・エスペニリヤ副総裁を任命すると発表したことを受けて、金融業界からは「政策の継続性」を期待する声が上がっている。同氏は、任期満了で退任するアマンド・テタンコ総裁の後任として、7月から総裁を務める。地元メディアABS―CBNなどが伝えた。
 テタンコ総裁は同日、「エスペニリヤ氏が総裁に就任することで、金融政策の継続性が保たれる」と述べた。商業銀行最大手BDOユニバンクのタン頭取も、「(継続性は)経済にとって良いこと」と同様の見解を示した。野村グループのシニアエコノミスト(東南アジア担当)は、「エスペニリヤ氏は、金融市場の発展を目指して経済改革に力を注ぐだろう」と述べた。
 エスペニリヤ氏は1981年に中銀に入り、調査部門や国際部門に勤務。最低自己資本比率の引き上げや銀行の透明性の向上などの改革に取り組んできた。国立フィリピン大学(UP)で経営学修士(MBA)を取得。90~92年には国際通貨基金(IMF)に出向した。

最終更新:5/10(水) 11:30

NNA