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レギュラーとステップの狭間で…斉藤愛璃が“独り立ち”を模索中

ゴルフ情報ALBA.Net 5/10(水) 18:26配信

<静ヒルズレディース 森ビルカップ 初日◇10日◇静ヒルズカントリークラブ(6,388ヤード・パー72)>

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ステップ・アップ・ツアー第5戦「静ヒルズレディース 森ビルカップ」が10日(水)に開幕。今季からの新設大会の初日首位に立ったのはツアー1勝の実績を持つ斉藤愛璃。「ノーボギー!嬉しいです、久々です(笑)」、4バーディ・ノーボギーの"68"で単独首位発進となった。


QTランキング161位で、今年はレギュラーツアーとステップ・アップ・ツアー(以下、ステップ)の両ツアーを渡り歩いている斉藤。ここまでレギュラーツアー5試合出場で予選通過は1試合( PRGRレディス49位T)、ステップは2試合出場で予選通過(Hanasaka Ladies Yanmar Golf Tournament 46位T)と苦しいシーズン立ち上がりとなっているが、「今まで集中して1ラウンドを終えることができていなかった。ですが、今日はティショットが曲がっても"そこからどう攻めていくか"にフォーカスできた。ここ最近出来ていなかったプレーが収穫です」と、復調の兆しを感じることができる1日となった。

ルーキーイヤーの2012年の開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」でいきなり初優勝。2013年以後はシード権は獲得できないものの、QTを突破し、レギュラーツアーを主戦場に戦ってきた。その間、ステップの出場は2014年「フンドーキンレディス」のみ。成績だけ見れば、例年のペースと違う2017年シーズンに戸惑いがあるかに見えたが、前向きな姿勢は変わらない。

「スケジュール的には恵まれていると思います。QT順位の割にはレギュラーの出場権も降りてきている。正直、昨年のファイナルQT終わったときは、"あ~来年は試合に出場できないんだな"と思っていたなかで、今年も来年へ向けて、1年間を通して(両ツアーで)経験を積めるので、ステップ・アップ・ツアーの試合が増えている現状にもすごく感謝しています」

ステップに出場したことで、プレーに対する意識も変わった。レギュラーではプロ一人毎に帯同orハウスキャディが付くが、ステップは1組にハウスキャディ一名。「コンペみたいな感覚もありますね(笑)」と冗談を交えつつも、「レギュラーツアーではキャディさんに頼りきっている部分があったんです。ツアー初年度は、もっと自分で考えていた。ゴルフは最後は自分で結論を出さないといけない。考える力が必要。マネジメントのミスが多く、いまも課題なので…」と、独り立ちを模索中だ。

「ショット後の結果が気になる難しいコースで、調子が上がっていない状態では打つ前に不安感があります。スイングのさまざまな部分に意識が言ってしまう。ですが、今日はプレーに集中しきることができた。しっかりと続けられるようにしないといけない」という久々の充実感は、ステップ出場でマネジメントの重要性を再認識できたことも関わっているだろう。

この日は大先輩・鬼澤信子とのラウンドだったが、「すごく楽しそうゴルフにされていて、私も楽しくて…。最近、試合では結果にこだわりすぎて、ノビノビとプレーできていなかった。すごく収穫になりました」と感謝の弁。ステップでのさまざまな経験が27歳からのさらなる成長を促している。

(撮影:佐々木啓)<ゴルフ情報ALBA.Net>

最終更新:5/10(水) 18:26

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