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阪神6連勝!20勝セ一番乗り 糸井先制V撃、初回で菅野の歴史的偉業に終止符

デイリースポーツ 5/10(水) 6:03配信

 「巨人2-4阪神」(9日、東京ドーム)

 超人が痛烈な先制パンチや。阪神は初回1死三塁、糸井嘉男外野手(35)が右前にタイムリーを放った。この試合まで3戦連続完封勝利の巨人・菅野からいきなり先制点を挙げると、打線は三回までに4点を奪取。チームは6連勝で、20勝セ・リーグ一番乗り。貯金は3年ぶりの「9」とした。まだまだ勢いは止まらへん!

 糸井のバットが難攻不落のエースを打ち砕いた。初回1死三塁。先発・菅野に2球で追い込まれながら、勝負球の内角スライダーをコンパクトに振り抜いた。打球は右前で弾み、三走・高山が先制のホームを駆け抜ける。スコアボードに「1」が刻まれ、歴史的偉業に終止符が打たれた。

 「3連続完封している投手でしたし、(全員で)点を取っていこうと話していました。1、2番が先制のチャンスをつくってくれたので、なんとかランナーをかえすんだと思って打ちにいきました」

 菅野が4試合連続完封を成し遂げれば、65年の城之内邦雄(巨人)以来、52年ぶりの快挙。東京ドームの異様な雰囲気も、3番の目の覚めるような打球で一変した。これでリーグ単独トップの26打点。「数少ないチャンスで、追い込まれてから結果が出て良かった」と充実の表情を浮かべた。

 さらに鳥谷にも適時打が飛び出し、三回は福留が値千金の4号2ラン。頼りになるベテラン3人の力で、昨季の対戦防御率0・60の“天敵”を倒した。殊勲の大活躍に、金本監督も目を細める。

 「期待している3人が打点を挙げてくれて。あの3人がチームを勝たせるというね。成績でも、内容でも、発言でも。あの3人が勝たせていかないと、このチームは勝っていけないと思うんでね」

 中でも、得点圏打率・483とリーグトップを誇る糸井のバットは欠かせない。1月の自主トレ中に右膝関節炎を患い、現在も患部のケアに努めながらフィールドに立つ。不安はあるが、「見えない不思議な力」のおかげで高いパフォーマンスを発揮できている。

 完全別メニューで調整していた2月の沖縄・宜野座キャンプ。休日を利用し、琉球の神秘的な力が宿る有名なパワースポットに足を運んだ。焦り、不安が募る心を一度落ち着かせ、気持ちを穏やかに正す。二人三脚でリハビリに取り組んでいた本屋敷トレーナーも別の日に訪れ、思いを新たに復活へと向かった。

 チームはエース攻略で6連勝。貯金は3年ぶりの「9」となった。開幕から不動の3番が、チームの躍進を支える。「(打点は)一つずつ、一つずつです」。魂を込めたフルスイングで、虎をさらなる上昇気流に乗せる。

最終更新:5/10(水) 7:48

デイリースポーツ

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