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W杯予選で苦戦のオランダ、アドフォカート新監督就任を発表 過去の因縁は水に流す

ISM 5/10(水) 11:55配信

 KNVB(オランダサッカー協会)は現地時間9日(以下現地時間)、オランダ代表の新監督にディック・アドフォカート氏(69)が就任したことを発表した。元オランダ代表のルート・フリット氏がアシスタントコーチを務める。

 オランダは2018W杯欧州予選グループAで、フランス、スウェーデン、ブルガリアに次ぐ4位。EURO2016に続き、主要大会で2大会連続予選敗退となる危機に直面している。これを受け、KNVBは3月のブルガリア戦に0対2と敗れたのち、ダニー・ブリント前監督を解任していた。

 KNVBのハンス・ファンブロイケレンTDによると、アドフォカート氏とアシスタントコーチのフリット氏は、2018年W杯欧州予選の残り試合を担当。予選突破の際はそのまま留任する。

 1992年から95年、2002年から04年までとこれまで計5年間、2度にわたりオランダ代表を率いた経験を持つアドフォカート氏。昨夏までは、ブリント前監督のスタッフの1人でもあった。

 ファンブロイケレンTDは人選について、「選手たちに規律を植え付け、我々のプレーに喜びを取り戻させることができる指揮官」を望んだとコメント。また、一部の候補者を招へいできず、後任選びが難航したと認めている。

 なおアドフォカート監督は、昨年フェネルバフチェ(トルコ)の指揮官となるためにオランダ代表アシスタントコーチの職から離れた際、選手たちやKNVB幹部の怒りを買っている。ファンブロイケレンTDも当時、「非常に不満」と話していた。

 だが、同TDは「クオリティーは感情より優先される」と、今回のアドフォカート氏招へいに際し、当時の感情は問題にならなかったとコメント。また、「選手たちはプロであり、それを乗り越えるだろう」と、チームも新体制についていくはずだとの見解を示した。
 現在フェネルバフチェを率いる同氏は、この日の会見には出席せず。トルコリーグが閉幕するまで同クラブで指揮を執り続けることになる。

 アドフォカート新体制の初陣は、6月9日のW杯予選ルクセンブルク戦。その直前に行なわれるモロッコとコートジボワールとの国際親善試合では、フレッド・グリム氏が代行として指揮を執る。(STATS-AP)

最終更新:5/10(水) 11:55

ISM