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岩手・紫波町がフリーマガジン発行 酒を通して町の魅力全国へ伝える /岩手

みんなの経済新聞ネットワーク 5/10(水) 11:59配信

 紫波町は3月20日、酒を通して町の魅力を伝えるフリーマガジン「ツギヒト」を発行した。(盛岡経済新聞)

 同冊子は同町が地方創生事業として実施している「SAKE TOWN SHIWAプロジェクト」の一環で制作されたもの。同プロジェクトでは酒と若者に焦点を当て、インターンシップやツアーイベントなどを通じて交流を生み、町外からの移住・定住の促進にも取り組んできた。一方で、対外的に情報が伝わりにくい部分も多く、広く情報発信する手段としてフリーマガジンを発行した。

 発行部数は1万部で、およそ半数は県外へ発送。アンテナショップや移住相談窓口のほか、カフェや飲食店などに設置し、北は北海道から南は九州まで全国で入手できるという。発行から1カ月以上が経ち、徐々に反響が集まり始め、冊子を見て町外から訪れる人がいるなど好評を得ている。

 紫波町役場企画課の須川翔太さんは「思いのほか反響が大きくて驚いている。今回の冊子のターゲットは若者。広く発信するには全国に設置する必要があるが、公共施設や観光施設に置いても若者の目にとまらない。そこで、飲食店などを中心に設置をお願いした。観光パンフレットとは違う、狭いターゲットを深く掘り下げる内容にこだわった」と話す。

 タイトルの「ツギヒト」は漢字で「継人」と書き、「伝説を引き継ぎつないでいく人々」をテーマに酒に関わる人物をメインに取り上げた内容となる。町内にある4つの酒蔵とワイナリーを取材。酒造りに取り組む人々のほか施設や道具、素材、製造工程など、それぞれの個性に合わせて異なる視点で紹介していく。

 冊子を手に取った人からは「無料でもらうのがもったいない」という感想もあったという。須川さんは「酒を通じて町の魅力をストレートに伝えたい。『ツギヒト』を見掛けたら、まずは手に取って持ち帰ってじっくり読んで。そして、ツギヒトを持って紫波に遊びに来てもらいたい。実際に酒造りに取り組み皆さんの話を聞いて、酒を買って、紫波の魅力を味わってほしい」と呼び掛ける。

 県内では紫波町内の酒蔵のほか、紫波町図書館、ジョブカフェいわてなど公共施設や飲食店で入手できる。

みんなの経済新聞ネットワーク

最終更新:5/10(水) 11:59

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